『響け!ユーフォニアム3』③高坂麗奈考察~麗奈にとっての青い鳥とは何か~【ネタバレ】【ユーフォ3期】

ユーフォ3期のメイン考察3回目は
副主人公・高坂麗奈です。

麗奈は主人公・黄前久美子の思春期の扉を開いた
シリーズを通じての最重要人物でありますが
ガチバトルを繰り返しまくっている久美子に比べ
自分の世界に閉じこもり生きてきた様子が窺えます。

その結果、3期で部の幹部になってから
麗奈の弱点が露呈し、少しずつ行き詰っていきます。
ハッキリ言って、中二病的な振舞いがかなり目立つようになりました。

しかし、やはりガチ天才・久美子との関わりで
麗奈は11話~12話で大きくハネます。
この2話で、麗奈にとっての『青い鳥』を手放すことが
出来たっぽい…のではないかと推察しています。

麗奈の内面と恐れ、不安、
そして成長を心理学的視点から考察しました。

00:00 オープニング
01:53 あらすじ
02:42 麗奈の内面考察~麗奈は中二病~
13:14 中二病の重要性
15:50 麗奈の成長~11-12話を中心に~
28:00 総評

#ユーフォ3期
#高坂麗奈
#黄前久美子

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響け!ユーフォニアムの心理学的考察シリーズ
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アニメ編:ペンギン心理学的考察シリーズ
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【🐧ペンギン臨床心理士の映画考察🐧】
普段は人間の姿で臨床心理士として活動しているペンギンが、心理学的視点から人間の成長・変化に焦点を当てて映画考察をします。
取り扱う映画は主に邦画・洋画・アニメ問わずヒューマンドラマ中心で、多くはネタバレです。

ペンギン考察動画では…

✅人はどのように成長・変化するのか
✅人生を生き抜くために、心理的に何が必要で、何が重要なのか
✅人はどのように苦難から立ち上がり、再生していくか

このような点に着目して考察します。

そのため…
 
✅映画にさほど興味がなくとも、心理学や人間の成長・変化に興味のある人
✅心理学的な知識を得て人生を豊かにしていきたい人
✅本編を観ていなくても、ネタバレが気にならない人

このような方なら楽しめると思います。

また、当チャンネルの動画を観てから本編を観るという楽しみ方もアリかもしれません。
観やすく、わかりやすい考察を心がけていますので、チャンネル登録や評価等、よろしくお願いします。

8 Comments

  1. 考察楽しみにしてました!前回前々回も思ったのですが、この心理描写ってアニメ、原作小説内で計算されて制作されているのか、または計算せず狙わずに作られたのかどっちなんだろうと思いながら視聴してました。計算されていたなら天才だし、計算せずに作られてても天才だしどっちにしてもすごい作品だなと…次回師匠編も楽しみにしてます!!

  2. ちょっとまだお声つらそうですね…無理しないでください!今回の考察も面白かったです!

  3. ユーフォ考察、いつも楽しく拝見しています。
    麗奈はよく滝先生を盲信・神格化していると言われますが、自分には滝先生の普段の行いや性格をよく観察した上で信頼しているようにしか見えませんでした。
    麗奈は、言葉足らずではありますが、誰よりも物事の正しさ・本質を見抜く目を持っており、そこに至るまでに妥協してはならないと考えている人物なのだと感じます(自分にも他者にも厳しさを求めるジョブズや柳井氏のようなカリスマ社長タイプですね)。
    滝先生のメンバー選定の不平不満を受けて、指導者がその選定理由を生徒に弁解することは正直ありえません。この問題は、結局のところ生徒自身が集団として自主自立できていなかったことに起因するもので、それを解決すべきは生徒自身であるとの麗奈の考えは理解できます(生徒が未熟だから先生が教え導くというのは、少なくとも生徒自身が言っていいことではない)。あすか先輩の言っていたことと、麗奈が考えていた結論はほぼ同じことで、要は伝え方の問題であったのかなと思います。
    その他もろもろ、麗奈は感情的になった際に言葉が強すぎる側面はあるにしても、考え方自体が間違っていたと言えることは一度もなかったと思います(久美子とのイチャイチャは除く)。
    ちなみに、推しは夏紀パイセンです(笑)。

  4. 滝さんへの批判に一貫して反論していた麗奈が、サファイアの意見に何も言わずに去っていくシーンが印象的でした。麗奈を支えていたのは「全国金を獲るためにはこれ位の厳しさは必要」という考えだと思いますが、その考えが「中学で何度も全国金を経験しているプレイヤー」に「問題は滝先生のメンバー選考にある」と否定されたのは、全国金を経験していない彼女には相当に効いたんだなと感じたシーンでした。

  5. やっぱり、このチャンネルが好き!
    素晴らしい考察ありがとうございます

    師匠のほうも楽しみにしています〜

  6. 高坂麗奈の考察、ありがとうございます😃
    既に、ペンさんの考察に対する皆様の素晴らしいコメントで麗奈の分析は指摘されているので、
    少し違った視点でコメントさせていただきます。

    実は陶酔感のない、麗奈自身の成長の萌芽が垣間見える場面が、
    1〜2期にも少しあって、麗奈の成長を感じ取るという意味で自分は凄い好きな場面です。
    麗奈が1年生時の当初、同じトランペットの香織先輩の事を「ねじふせる相手」とみなしていました。
    しかし、オーディションで自身がソロに選ばれた時、実は香織先輩が奏者としての自分を誰よりも理解し、 麗奈の事を単に上手な奏者としてだけでなく、北宇治吹奏部の一員(つまり人)として見てくれていた事に気がつきます。その事で優子先輩の思いにも触れ、自分(麗奈)が自分1人の事しか見えていなかった事に気がつき、その後トランペットのパートの一員としての振る舞いが変わっていくんですね。
    実は周りの人間は敵ではなく味方だった。僕は初めて見た時に、この展開に痺れてしまいました😂
    あの時、香織先輩の奥ゆかしさを感じる事が出来た麗奈には、既に自身の中二病を克服する
    下地があったんではなかろうか、と今回見ていて思いました。

    そちらを踏まえて3期の12話が凄いのは、麗奈と久美子が3年生という立場で
    ソリオーディションの当事者となり、あの時の香織先輩、優子先輩の気持を自ら体現した存在となって、思春期の通過儀礼を果たす事が出来たのではないかと。そんな気がしてなりません。
    今回も見応えありました!お声の調子戻って良かったです。
    次回も楽しみにしております😃

  7. 終わりに近づくにつれて久美子の話し方が一語一語かみしめるような、アニメではあまり耳にしない独特の口調になるのがすごく印象に残っています。あれは自分の中で問題を受け止め、一定の確信にたどり着きつつある描写なんでしょうか。

  8. ユーフォ考察、いつも楽しく見てます!
    麗奈は、女子高生特有の「うちら最強」的自意識過剰に
    実力が伴いすぎてしまって、自分で自分をコントロールできてない感ありますよね

    僕も心の成長するタイプのキャラが好きなので、あまり思い入れはなかったのですが
    動画のおかげで理解できて、親近感も感じました!

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