2014年2月8日公開
【イントロダクション】
スポンサーロゴを背負って街の平和を守る異色のヒーローたちを人間味豊かに描いた『TIGER & BUNNY』は、2011年に放送されると瞬く間に大ヒット作に。完全新作となる『The Rising』は、TVシリーズ終了の数ヶ月後からスタート。2部リーグのヒーローとして気分も新たに活躍していたワイルドタイガーこと鏑木・T・虎徹とバーナビー・ブルックスJr.のコンビ。だが、能力が減退したワイルドタイガーと、また1部リーグに戻りたいと思うバーナビーとの間には複雑な感情が流れるようになっていた。そこに降ってわいたバーナビーの1部リーグ復帰話。しかしその相棒は、新ヒーロー、ゴールデンライアン(ライアン・ゴールドスミス)だという。これは、ワイルドタイガーとバーナビーが所属する総合メディア企業「アポロンメディア」の再建を進める新オーナー、マーク・シュナイダーの発案だった。そして時を同じくして、シュテルンビルトの各所で、街に古くから伝わる女神伝説になぞらえた不可解な事件が連続して発生するようになる……。
 脚本はTVシリーズと同じく西田征史が担当。ワイルドタイガーとバーナビーだけでなく、その他ヒーロー達のその後の姿も細かく描き込まれている。キャラクター原案・ヒーローデザインは桂正和が手掛けており、今回の『The Rising』のため、新キャラクターに加え、ヒーローたちの私服や、ヒーロースーツなども新たにデザインしている。主題歌はTVシリーズ第1クールOP、前作『The Beginning』に引き続きUNISON SQUARE GARDEN。監督はTVシリーズに絵コンテで参加し、前作で監督を務めた米たにヨシトモが手がける。各ヒーローの人間臭さと、スクリーンからあふれるパワフルな映像が観客を魅了する。シリーズ最大の危機に見舞われたタイガー&バーナビー、そしてヒーローたち。果たしてシュテルンビルトの平和を守ることができるのか!?

【ストーリー】
一度引退を決意したもののヒーローに復帰したワイルドタイガーこと鏑木・T・虎徹とバーナビー・ブルックスJr.。復帰から数ヶ月後、2部リーグのヒーローとして活躍する2人は、相変わらず言い合いをしながらも日々、街の事件・事故の解決に取り組んでいた。そんな中バーナビーは、スカイハイ、ブルーローズ、ドラゴンキッド、ファイヤーエンブレム、折紙サイクロン、ロックバイソンらHERO TVで活躍する1部リーグのメンバーを見て、1部に復帰したいとこぼす。虎徹はバーナビーを諭しつつ複雑な思いを抱くのだった。
 一方、”マーベリック事件”によりオーナー不在となったアポロンメディアは、新たにカリスマ実業家のマーク・シュナイダーを新オーナーに迎え、会社の立て直しを図っていた。その一環として、シュナイダーはバーナビーを1部リーグへ復帰させる。だが、バーナビーの相棒はワイルドタイガーではなく、シュナイダーがスカウトした新ヒーロー、ゴールデンライアン(ライアン・ゴールドスミス)だった。 バーナビーとゴールデンライアンの新コンビの活躍を見た虎徹は、2部リーグでの自身の活躍を誓う。だがしかし、虎徹には厳しい現実が待っていた。
 時を同じくして、シュテルンビルトでは街に古くから伝わる女神の”影”があらわれたことをきっかけに奇妙な事件が起こりはじめていた。女神伝説になぞらえた一連の事件には、怪しげな3人のNEXTの姿が。事件の解決を待たずして、女神が災いをもたらすことで市民を悔い改めさせたとされる記念日”ジャスティスデー”の日は近づいていた…。 果たしてこの事件の真の目的とは―――謎に翻弄されるヒーローたちにさらなる危機が襲いかかる

【クレジット】
キャスト:平田広明 森田成一 監督:米たにヨシトモ
配給:松竹/ティ・ジョイ
公式サイト:http://www.tigerandbunny.net/
(c)SUNRISE/T&B MOVIE PARTNERS

WACOCA: People, Life, Style.