この秋、愛知県長久手市にオープンするジブリパーク。知られざるその中身を一足先に見られる展示会が始まりました。
16日、長野市の「長野県立美術館」で始まった「ジブリパークとジブリ展」
今まで公開されたジブリ作品に関する展示、さらに、初公開の『ジブリパーク』の展示品が数多く見られるというんです。
会場には、スタジオジブリの、宮崎吾郎監督も駆けつけていました。
「この展示を通してジブリパークへの入り口になってくれればいいなと思っています」(スタジオジブリ 宮崎吾郎 監督)
『となりのトトロ』でお馴染みのネコバスがお出迎え
まず、私たちを出迎えてくれたのは…『となりのトトロ』でお馴染みのネコバス。
中に入ることもできちゃいます。
ジブリパークのコーナーへ
展示場を進んでいくと…ついに、ここからジブリパークの中身が見られるコーナーにたどり着きます。
今回、特に多かったのがジブリパークのメインエリア『ジブリの大倉庫』に関する展示です。
『ジブリの大倉庫』の内部模型が公開
「ジブリパークの模型でしょうか?」(ディレクター)
もともと温水プールがあった空間を利用した『ジブリの大倉庫』。内部の詳細は、今までほとんどイラストでしか明らかになっていませんでした。
その一部が立体的な模型となって公開されているんです。
大きなクスノキは、子どもがくぐれそう。この建物には何があるのか。想像が、より膨らみます。
ネコバスの足の原寸大模型&『天空の城ラピュタ』ロボット兵の模型
他にも、こちらの大きな足は、大倉庫に設置されるネコバスの足の原寸大模型で、素材感もほぼ同じものが置かれるんだとか。
さらに『天空の城ラピュタ』に登場するロボット兵の模型まで。
『千と千尋の神隠し』カオナシを発見!
と、ここで現れたのが…。
「カオナシがいます!すごい、動き出しそうですね」(ディレクター)
『千と千尋の神隠し』に出てくるカオナシを発見。
「ジブリの大倉庫の中の企画展示というものに、『ジブリのなりきり名場面展』というところがあり、その中で色々なシーンが再現されるんですが、今回は特別に『千と千尋の神隠し』のコーナーを再現させていただいています」(ジブリパーク展示・イベント部 大島万貴子さん)
『ジブリのなりきり名場面展』カオナシと電車に乗ってツーショットも
『ジブリの大倉庫』の中で大注目の展示物である、『ジブリのなりきり名場面展』が体験できるんです。
映画内の「千尋とカオナシが電車に乗る」このシーンを千尋気分で隣に座って楽しめます。
「光や音などの演出・アイテムはジブリの大倉庫の中にもできてきます。オープンよりも前に楽しめちゃうスペシャルコーナーになっております」(ジブリパーク展示・イベント部 大島万貴子さん)
「ちょっと緊張しますね、隣にカオナシがいると」(ディレクター)
記念撮影もできますよ。
湯婆婆の部屋が柱やガラスなしで見られる
さらに、この展示会でしか味わえないのが…
湯婆婆を間近に見られる「にせの館長室」です。
ほとんど同じものが『ジブリの大倉庫』内に設置されるそうなんですが…
「ジブリパークでは、(ガラス越しの)建物の中に入ることになる。今回の展示会では周りの柱などがなく中身を再現しているのでかなりじっくり見てもらえると思います」(ジブリパーク展示・イベント部 大島万貴子さん)
長野市で行われている「ジブリパークとジブリ展」は10月10日まで。
その次は愛知県美術館で10月29日から12月25日まで開催されます。
(7月18日15:40~放送メ~テレ『アップ!』より)
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