板東湧梧, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=3904198 / CC BY SA 3.0

#日本の野球選手
#福岡ソフトバンクホークス及びその前身球団の選手
#JR東日本硬式野球部及びその前身チームの選手
#徳島県立鳴門高等学校出身の野球選手
#徳島県出身の人物
#1995年生
#存命人物
板東 湧梧(ばんどう ゆうご、1995年12月27日 – )は、徳島県鳴門市出身のプロ野球選手(投手)。
右投右打。
福岡ソフトバンクホークス所属。
鳴門市大麻中学校では同校の軟式野球部に所属する。
徳島県立鳴門高等学校では甲子園に4度出場。
高校時代にはプロ球団からの評価は必ずしも高くはなかったが、JR東日本入り後に身体づくりを中心としたトレーニングと投球術の習得に取り組んだ結果、都市対抗野球などで制球力のよさと緩急のコンビネーションを駆使した安定感のあるピッチングを示し、プロ球団のスカウト陣からの評価は急上昇した。
2018年10月25日に行われたプロ野球ドラフト会議では福岡ソフトバンクホークスから4位指名を受け、11月21日に契約金6,000万円、年俸1,000万円(金額は推定)で契約した。
12月6日、入団発表会見が行われた。
背番号は、板東と同じくJR東日本からソフトバンクに入団した攝津正が以前つけていた「50」。
2019年、3月10日のオープン戦に初先発予定だったが雨天中止となると、同日の練習後に体調不調を訴え病院でインフルエンザA型と診断された、アピールの機会を失ったこともあり開幕一軍は掴めなかった。
4月6日には二軍チームで流行したインフルエンザB型に罹患したことが発表された。
結局、シーズンで一軍に上がることはなく、ウエスタン・リーグで21試合に登板し、防御率4.14だった。
オフに、50万円減となる推定年俸950万円で契約を更改した。
2020年、開幕一軍は逃したものの、ウエスタン・リーグで3試合に登板した後、7月10日に初の一軍昇格を果たした。
同月14日の対オリックス・バファローズ戦(京セラドーム大阪)、8対2とソフトバンクリードの7回裏に2番手として登板。
1三振を含む5人連続凡退に打ち取った後、吉田正尚に本塁打を喫したが、2回1失点被安打1で一軍デビューを果たした。
7月30日の対埼玉西武ライオンズ戦(福岡PayPayドーム)ではプロ初先発登板するも4回1/3を投げ5失点で敗戦投手となった。
その翌週8月6日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦(楽天生命パーク宮城)では、笠谷俊介に次ぐ2番手として3回裏1対1の同点の場面から登板し、三者凡退に抑えると、続く4回表に味方が2点を入れ逆転、4回5回も無失点で抑え3イニングを無失点に抑える好リリーフを見せ、その後5人の投手陣が無失点に抑えたことにより3-1で勝利、プロ初勝利を挙げた。
同月14日の対オリックス・バファローズ戦で初ホールドを記録。
オープナーとして先発登板した笠谷の後に登板し、勝ちに繋げる継投リレーなどで好投していたが、9月12日に右肘の炎症の為に離脱を余儀なくされ、10月13日に「右肘の鏡視下骨棘および遊離体切除術」を受けたと発表され、シーズン中の復帰はならなかった。
シーズン途中での離脱ながら、15試合に登板し31回2/3を投げ、2勝2敗2ホールド、防御率2.56の成績を残す。
オフに、550万円増となる推定年俸1,500万円で契約を更改した。
2021年は、開幕からウエスタン・リーグで10試合15イニングに登板した後、5月14日に一軍昇格し、翌15日(対日本ハム・札幌ドーム)にシーズン初登板を果たした。
8月22日(対ロッテ・福岡PayPayドーム)には、正クローザー・森唯斗やモイネロが故障中で、代わりにクローザーを務めていた岩嵜翔がこの日ベンチ入りメンバーから外れていたこともあり、2点リードの9回に登板し、プロ入り初セーブを挙げた。
ソフトバンク入団時にはアマ球界での実績のみならず容姿についても大いに注目され、加藤綾子や中丸雄一に顔立ちが似ていると報道されたのみならず、球団公式サイトがドラフト会議の結果を伝えた際にも「甘いマスクも人気」というスカウトのコメントが掲載された。

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