自動運転の車は、いまもどんどん進化を遂げています。どこまで技術が進んでいるのか。「news every.」の斎藤佑樹キャスターが“未来の車”を取材しました。
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https://news.ntv.co.jp/category/society/72bf461241d44c5b914573685026c7e8
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5月、斎藤佑樹キャスターが訪ねたのは、神奈川県横浜市の日産自動車です。“未来の車”と対面しました。
斎藤佑樹キャスター
「かっこいい。カメラがいっぱいついてる。鏡(センサー)もある」
特徴は、屋根などに取り付けられた30個ものカメラやセンサーです。運転手に代わり“目”となるパーツです。
斎藤キャスター
「自動運転の現在位置は?」
日産自動車 土井三浩 常務執行役員
「いままさにレベル4を目指しているところ。レベル4になったら、運転席に人はいない」
運転支援システムが一切ないレベル0から、運転手がいなくても走行できる完全自動運転のレベル5まで、自動運転のカテゴリーには6段階あります。
日本のメーカーでは、一定の条件下で高速道路上を自動で走るレベル3まで到達していますが、今回試乗する車は、レベル4の実現に向け、開発されているものです。
その実力は?
斎藤キャスター
「それでは行ってきます」
いざ出発!
斎藤キャスター
「もう自動なんだ、これ!」
ハンドルが勝手に動いて、そのまま一般道へ。あらかじめ指定したルートを走るのですが…
斎藤キャスター
「右折する時もちゃんと右折レーンにしっかり入って、ちゃんと止まれるんですね。これ、いまブレーキ踏んでない状態ですか?」
「もちろん」
斎藤キャスター
「右折ちゃんとできてる。それもハンドルを離してる」
ハンドル、アクセル、ブレーキ、すべての操作に人は介入していません。
斎藤キャスター
「ブレーキがやわらかいですねえ」
「多分、人よりも上手に加減速すると思います」
斎藤キャスター
「これ、みなとみらいですね」
交通量の多い市街地の道路を走行。進行方向に止まっている車があるシチュエーションでは…
斎藤キャスター
「こういうのは…ウインカー出して、よけていくんだ!」
車を回避しました。搭載しているカメラ等で200メートル先まで状況を把握できるといいます。さらに、横も後ろも“死角なし”。左折の場面では…
斎藤キャスター
「犬の散歩をしている人もいたり、自転車が来たりしましたけど、ちゃんとゆるめて、通ろうとしてますね」
後方からやってきた歩行者が、横断歩道を渡るのを待ってから、安全を確認したうえで曲がります。
斎藤キャスター
「カーブの曲がり方も本当にスムーズで、乗り心地がいいですね」
この自動運転の車を使い、来年度中には横浜で一般のお客さんを対象としたタクシーのようなサービス実証実験を開始していきたいということです。
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なぜ自動運転の開発に力を入れるのでしょうか?
日産自動車 土井三浩 常務執行役員
「この先の日本の交通課題を解かなきゃいけないというのが モチベーション。町の中で人が動いているという状態が、町が元気ですよね。元気な町を作ろうと思うと、移動手段がやっぱり必要だなと」
斎藤キャスター
「まちづくりに関与して町を元気にしていきたい?」
日産自動車 土井三浩 常務執行役員
「おっしゃる通り」
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社会問題の解決にもつながるという自動運転技術について、街の人に聞きました。
50代
「すごく便利だとは思うんですけど、ただ狭い道とか、歩行者が急に出てきて、本当に止まってくれるのかとか。まだAIの機能に頼るのは不安」
まだ不安に感じる人がいる一方で、期待が高かったのが高齢者の移動手段についてです。
富山県出身
「実家が田舎で過疎が進んでいるから、(親が)免許を更新する話を聞くと、早く手放してほしいなという気持ち。早く自動運転が普及してもらえると助かるなと思います」
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その「自動運転技術」が“地域の足”となっている場所もあります。
ほぼ自動運転の“路線バス”が、人口の約3割が65歳以上という茨城県境町で、2020年に全国で初めて導入されました。(予約不要・無料)
一部の操作は、オペレーターと呼ばれる人がゲーム機のようなコントローラーで行います。運転席はありません。
バス利用者(60代)
「このバスがないと生活できない。(自動運転は)最初は驚きました。このコントローラーだけでね」
“ケガをして以来、自転車に乗れなくなった”という女性は…
バス利用者(80代)
「本当に楽ですね。病院とか買い物ですね」
――生活の一部ですね?
バス利用者(80代)
「そうですね」
多くの人の生活に“欠かせないもの”となっています。導入後、約3年半で人口より多い、のべ3万人が利用したということです。
森圭介キャスター
「斎藤さん、自動運転取材してどうでしたか?」
斎藤キャスター
「僕も乗る前はすごく不安だったんですけど、乗ってみたら本当に乗り心地が良くて、安心して乗れました。やっぱり自動運転の技術の先には、街づくりまで見通しているという話がすごく印象的だったので、誰でも安心して移動できる社会が来るのが楽しみですね」
(2024年6月11日放送「news every.」より)
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10 Comments
テクノロジーとサイエンス
レベル3と言ってもまだレベル0から3までが多く走ってる
自動運転誰もハンドル握って無いの分かるけど遠距離で運転してそう
頑張っていい自動運転車を作れば
高齢者としては助かるよね。
若者も欲しい。
高齢者の移動手段が本当に無くなってきています。田舎だけじゃなく都会でもドライバー不足でバスの路線が廃止されたり困ってらっしゃいます。茨城県の自動運転バス、羨ましいと思いました
とりあえず高速道路と渋滞時に自動になれば良い。それだけで天と地の差が出る。それ以外の市街地は、GPSと車のセンサーだけでは実現不可能。というかそれだけで動かすのは危険。
早くガンガン走らせてほしい
雪国でも走る?
雪国に弱いEV車?
なんで、斎藤佑樹なん?
うすっぺいコメントしかしてへんよに
もうすでにテスラは手放し完全自動運転を実現している。
日本企業は今から勝てるのか・・・