話題作『モンスターハンターワイルズ』をPCでプレイしたい!という人はたくさんいらっしゃると思いますが、本作は必要スペックがそれなりに高く、プレイに必要なPC本体をはじめ、モニター、キーボード、マウスなどの周辺機器一式を揃えるのは簡単ではありません。
さらにデスクトップPCの場合、PCやモニターを置く場所に困るという方もいるかもしれません。
そこで選択肢のひとつとなるのが「ゲーミングノートPC」です。本稿では、そんな『モンスターハンターワイルズ』をプレイしたい人に向けて、LenovoのゲーミングノートPC「Legion 7i Gen 9」をご紹介します。
「Legion」ってどんなブランド?外観やスペックをチェック
Lenovoが展開する「Legion」は、ゲーマーに向けた製品が揃ったゲーミングPCブランドです。いずれの製品もスタイリッシュなデザインにゲーマーが求める機能や性能が詰まっており、ゲーマーから高い信頼を集めています。
後述しますが、「Legion Ultimate Support」という本ブランド独自のサポートサービスもあり、ゲーム初心者でも安心してゲームを楽しむことができます。
それでは、まず「Legion 7i Gen 9」の外観をチェックしていきましょう。筐体は黒中心の落ち着いたデザインで、スマートさを感じます。持ち運びにも何ら問題がないでしょう。
開いた様子がこちら。キーボードはLEDで発光し、ゲーミング感を演出。いい意味で派手すぎず地味すぎもしない落ち着いたスタイリッシュなデザインがナイスです。もちろんLEDの明るさはキーボードで簡単に調節できるので、場面に合わせた楽しみ方ができます。
モニターは16インチとゲームをするにはちょうど良いサイズで、解像度も3200×2000ドット(3.2K)。光沢なしのIPS液晶は、約1,677万色、アスペクト比16:10、リフレッシュレート165HzでDolby Vision対応。鮮やかかつハイレスポンスな映像が楽しめるので、ゲームにぴったりです。
インターフェースによる拡張性にも注目。本体後部にはHDMIと電源コネクタがあります。
本体左にはUSB3.2 Gen 1 Type-A、USB3.2 Gen 2 Type-C、Thunderbolt™4 ポート、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック。本体右にはSDカードリーダー、USB3.2 Gen 1 Type-C、USB3.2 Gen 1 Type-Aが搭載されていて、データ送受信やマウス・コントローラーなどの接続には不自由しません。
また、電子式のWebカメラプライバシーシャッターもあるため、配信やビデオ通話でうっかり顔を晒してしまった……という思わぬ事故も防げます。物理的なスイッチでオフにできるというのは利便性も高いですし、安心感も大きいですね。
そして、PCでなにより大事なのはスペックです。本機の主なスペックは以下のとおり。
OS:Windows 11 Home 64bit (日本語版)
プロセッサー(CPU):インテル® Core™ i7-14700HX プロセッサー
メインメモリ(RAM):16GB (8GBx2)
ストレージ:SSD 512GB (PCIe NVMe/M.2)
ビデオ・チップ(GPU):NVIDIA® GeForce® RTX™ 4060 Laptop GPU(VRAM 8GB)
いずれもPCゲームに欠かせないものばかりですが、特に重要なのはCPUとGPU。『モンスターハンターワイルズ』の推奨要件からCPUとGPUを抜粋してみると、
となっており、性能は余裕でクリア。CPUの末尾である「HX」はノートPC向けの中でも高性能なシリーズであるほか、DLSS 3に対応したRTX 40シリーズでパフォーマンスの向上も見込めます。
そもそも本機は「モンスターハンターワイルズ 動作確認済PC」という、メーカーで動作保証がされているPCなので「購入してから快適にプレイできなかったらどうしよう…」と不安を抱える必要はありません。
ちなみにLegionでは他にも「推奨環境準拠PC」もあります。
モンスターハンターワイルズ 推奨環境準拠PCLegion PC一覧「モンスターハンターワイルズ動作確認済PC」で、その実力を試す!
それでは、ここからは実際にベンチマークやプレイを行い、その実力を測っていきましょう!
まず、ベンチマークはグラフィックプリセット「中」、解像度はフルHDで計測。いずれもスコアは23,000超え、平均fpsも約70で「非常に快適にプレイできます」というステータスになりました。Lenovoの公式ベンチマークでも、スコアが約25,000、平均fpsが約74となっており、ストレスなくプレイすることができそうです。
ただ、まったく問題なく遊べそうな数値ではありますが、ベンチマークはあくまで参考情報のひとつ。次はベンチマークと同じ設定で、実際にバーラハーラに追われる序盤から、最初に狩ることになるチャタカブラ狩猟ミッションまでをプレイしてその感触をお届けします。
実は、本機には性能をフルに活かして動作する「パフォーマンスモード」、ファンの駆動音を抑えて動作する「静音モード」、中間を取った「バランスモード」の3つの動作モードが存在します。Fnキー+Qを押すことで瞬時に切り替えることができるというのはかなり便利です。
左から、「バランスモード(白)」 「パフォーマンスモード(赤)」 「静音モード(青)」
消費電力を抑えたい際はバランスでも良いですが、家でプレイする場合は、基本的に電源に接続したうえでパフォーマンスモードにすればOK。フレーム生成を利用すれば、さらなるfpsの向上も見込めるでしょう。プレイ感としても違和感はなく、しっかり狩りを楽しむことができます。
静音モードはファンの音がかなり抑えられるので、普段づかいの際や負荷の高いゲームをやらないときはこのモードにしておくと良いでしょう。
大きく鮮明なモニターは、本作が描くリアルな自然や恐ろしく描かれるモンスターたちの表現にはぴったり。カッコいいエフェクトも映えます。
モンスターの派手な攻撃のシーンやベースキャンプで周りの人やものが多くなるようなシーンでも、60fpsを下回ることはなく快適にプレイすることができました。ガッツリ『モンハン』を楽しみたい!という方にも十分オススメできるPCです。
ゲーミングノートPCだけど、仕事や普段づかいでも使いやすい
ここまでゲーム用途について紹介してきましたが、ノートPCなのでもちろん普段づかいにも活用したいところ。さきほどお伝えした「静音モード」を活用すれば、音をあまり出したくないような空間でも使いやすいのは間違いありません。
さらに、本体寸法(W×D×H)は約 357.7×262.5×17.6~19.8mmと一般的なノートPCとそれほど変わらない大きさで、ゲーミングPCとしてみると非常にスリムで置く場所にも迷いません。重量も2.24kgと、スペックを考えると持ち運びやすくなっています。
これらの外観やスペック面を考慮すると本PCが向いている人は、
『モンスターハンターワイルズ』もプレイしたいけれど、仕事や勉強など普段づかいもできるノートPCが欲しい
デスクトップPCは置き場所やコスト的に厳しいけど、『モンスターハンターワイルズ』をプレイしたい
デスクトップPCは持っているけど、帰省や出張の際に持って行くことができるサブゲーミングPCが欲しい
といったイメージです。
『モンスターハンターワイルズ』はもちろん、他の話題作も概ねプレイに困らない性能をしていますので、ゲーマーとして、様々なゲームをプレイしてPCを使い倒す!といった使い方もできますね。
改めて、「Legion 7i Gen 9」は、『モンスターハンターワイルズ』をPCでプレイしたいけど、デスクトップはハードルが高い……という方や、PCゲームって難しそうで入りづらい……という方に特にオススメの製品です。
ノートPCなのでタッチパッドやキーボード、モニターは一体となっているのでデスクトップよりリーズナブルであるにもかかわらず、負荷の高い『モンスターハンターワイルズ』でもしっかり約70fpsのパフォーマンスを実現しています。
また、初心者におすすめのポイントとして、「Legion Ultimate Support」も挙げられます。こちらはゲームに特化したサポート窓口となっており、PCのトラブルだけでなく、ゲーム自体のわからないことも回答してくれる非常に心強いサービス。PCゲームはトラブルを自分で調べる力や知識を求められがちですが、こちらを利用すれば初心者でも安心。時間も24時間365日対応となっており、ゲーマーが活動する夜~深夜帯にもサポートが受けられるというのは非常にありがたいです。
ただ、人気モデルであるがゆえに一時的に在庫がないといったこともあります。
そんなときは、少しコストを抑えたひとつ下のモデルである「Legion 5i Gen 9」もオススメ。CPU性能とモニター解像度は下がりますが、GPUは同様のものが搭載されており、こちらも『モンスターハンターワイルズ』動作確認済(Lenovoによる検証)です。
こちらもLenovoによる公式ベンチマークでは、スコア 25,000超え、平均fpsは約74となっており、「Legion 7i Gen 9」とほぼ変わらないゲーム体験ができるでしょう。
OS:Windows 11 Home 64bit (日本語版)
プロセッサー(CPU):インテル® Core™ i7-14650HX プロセッサー
メインメモリ(RAM):16GB (8GBx2)
ストレージ:1 TB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4 TLC
ビデオ・チップ(GPU):NVIDIA® GeForce RTX™ 4060 Laptop GPU 8GB GDDR6
標準搭載のSSDは「Legion 7i Gen 9」よりも多い、1TBとなっているので、「ゲーム性能はある程度あれば問題ないけど、ゲームはたくさんダウンロードしておきたい」、「仕事やプライベートで写真や動画などのデータをたくさん保存する」といった方は、むしろこちらのモデルのほうがいいかもしれません。ぜひご検討してみてください。
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