先日、コンソール対応がアナウンスされたハーラン・エリスンの悪夢的な傑作短編小説“おれには口がない、それでもおれは叫ぶ”をビデオゲーム化したアドベンチャー「I Have no Mouth, and I Must Scream」ですが、本日予定通り海外PlayStationとXbox、Nintendo Switch向けの販売が開始され、Nightdive Studiosが人工知能“AM”(※ ボイスオーバーはハーラン・エリスン本人)が、ネズミやシラミ、黒死病、槍で串刺しにされる眼球、滴る内臓を含む楽しく冒険に満ちたゲームを紹介するローンチトレーラーを公開しました。
“I Have no Mouth, and I Must Scream”は、冷戦時代に誕生し、人類に壊滅させた人工知能“AM”が、僅かに生かしておいた人類最後の生き残りの5人を不死化させ、100年以上に渡って拷問を続けている極めて凄惨な極限状態を舞台に、感情や倫理を欠くテクノロジーの潜在的な危険性や人間の尊厳など、非常に難解な物語を描く成人向けの作品で、2016年には現世代/モバイル版がリリースされ話題となっていました。
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