2025年3月29日~4月4日のGoogle Play売上ランキング上位の状況を振り返っていこう。まず、首位争いから見ていくと、前半は『ラストウォー』を支配したものの、後半に入ると『Pokémon TCG Pocket(ポケポケ)』が首位を奪ってそのまま1週間を終えた。新作では『魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra』が一時3位まで順位を上げる場面があった。

平日朝の状況は以下のとおり。

■ 2025年3月31日 (月)
■ 2025年4月1日 (火)
■ 2025年4月2日 (水)
■ 2025年4月3日 (木)
■ 2025年4月4日 (金)

 

■ 2025年3月31日 (月)

3月31日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、FirstFunの『ラストウォー:サバイバル』が首位に立った。

トップ10圏内では、HoYoverseの『原神(げんしん)』が3位に浮上してきた。『原神』は、3月26日にVer.5.5「群炎の還る日」をリリースし、新★5キャラクター「ヴァレサ(雷)」と新★4キャラクター「イアンサ(雷)」が登場したイベント祈願・キャラクター「競争と饗宴」を開催していることなどが売上に大きく貢献しているようだ。


出所:Sensor Tower

また、この日の最大のトピックは、アニプレックスの新作『魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra』が27位とトップ30圏内にランクインしたことだろう。本作は、TVアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」シリーズ歴代のキャラクターが集結し、劇団イヌカレー(泥犬)原案の新たな舞台設定・キャラクターが魔法少女の記憶とともに戦うRPG。現在ゲーム内では、「100万ダウンロード記念 有償限定★5キオク1体確定ガチャ」を開催中であるほか、3月30日12時には新★5キオク「[ティロ・フィナーレ] 巴マミ」(CV:水橋かおり)を実装しており、ここからさらに上位をうかがう動きとなっていくのかどうか、その動向が注目される。

ほか、RiverGameの『トップヒーローズ(Top Heroes)』もトップ30入りを果たした。

 

■ 2025年4月1日 (火)

4月1日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、DeNA<2432>とポケモン、クリーチャーズの『Pokémon TCG Pocket(ポケポケ)』が首位に立った。

『ポケポケ』は、3月27日より、新テーマ拡張パック「シャイニングハイ」を配信開始しており、「色ちがいのポケモン」のカードが初登場していることなどが首位獲得の原動力となっているようだ。


出所:Sensor Tower

また、アニプレックスの新作『魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra』が7位と一気にトップ10圏内に入ってきた。『まどドラ』は、「100万ダウンロード記念 有償限定★5キオク1体確定ガチャ」を開催中であるほか、3月30日12時に新★5キオク「[ティロ・フィナーレ] 巴マミ」(CV:水橋かおり)を実装するなど、リリース当初から様々な施策を実施しており、スタートダッシュに成功する形となっているもようだ。


出所:Sensor Tower

ほか、Cygamesの『グランブルーファンタジー』や、セガとColorful Paletteの『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』などがトップ30に復帰した。

 

■ 2025年4月2日 (水)

4月2日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、上位5タイトルの順位に動きはなく、DeNA<2432>とポケモン、クリーチャーズの『Pokémon TCG Pocket(ポケポケ)』が首位をキープした。

この日の最大のトピックは、アプリボットが3月27日にリリースした新作『ちいかわぽけっと』が29位と初のトップ30入りを果たしたことだ。『ちいぽけ』は、「ちいかわ」の世界観を感じられる遊びを詰め合わせたスマートフォンゲームアプリ。課金要素は、月額の「ゴールドパスポート」や、プレミアム要素を楽しめる「シーズンパス」などとなっており、幅広いユーザーを集めて、そこから定額で課金するユーザーをいかに育てていくのかがポイントとなってくる。まずは「ちいかわ」のIPとしての力が存分に発揮された順調なスタートと言えそうだ。


出所:Sensor Tower

また、Qookkaの『三國志 真戦』が前日の41位から17位まで急上昇してきた。『三國志 真戦』は、3月29日より、PKシーズン「奇門八陣」を開始しており、新武将として沔南の才媛「SP黄月英」が登場していることなどが今回の順位上昇につながっているもようだ。


出所:Sensor Tower

 

■ 2025年4月3日 (木)

4月3日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、トップ30圏内にほぼ動きがなく、DeNA<2432>とポケモン、クリーチャーズの『Pokémon TCG Pocket(ポケポケ)』の首位が続いた。

無料ランキングに目を移してみると、目新しいところではGOODROIDが4月2日にリリースしたばかりの新作『SAKAMOTO DAYS デンジャラスパズル』が9位にランクインしている。本作は、2020年より「週刊少年ジャンプ」で連載中の鈴木祐斗氏による人気漫画を原作としたTVアニメ「SAKAMOTO DAYS」を元にしたスマートフォンゲーム。「SAKAMOTO DAYS」としては初のスマートフォンゲームとなり、IPとしての潜在能力がまずは試される形になりそうだ。

 

■ 2025年4月4日 (金)

4月4日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、ポケモンとDeNA<2432>、クリーチャーズの『Pokémon TCG Pocket(ポケポケ)』が首位をキープした。

ランキングの動きで目立ったのは、前日の30位から12位に浮上した『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』だ。『プロセカ』は、3月30日にサービス開始4.5周年を迎えたことを記念して様々なゲーム内施策を展開しており、「[4.5周年記念]ブルームフェスティバルガチャ ドリームピック」などが売上に貢献しているようだ。


出所:Sensor Tower

また、バンダイナムコエンターテインメントの『学園アイドルマスター』が前日の47位から18位に飛び込んできた。『学マス』は、4月1日より、シーズンイベント「桜舞うスタートライン」を開催するとともに、シーズン限定プロデュースアイドル「【桜フォトグラフ】紫雲清夏」が登場した「桜フォトグラフ 清夏ガシャ」を実施していることなどが今回の順位上昇につながっているもよう。


出所:Sensor Tower

ほか、コナミデジタルエンタテインメントの『プロ野球スピリッツA』がトップ30圏内に復帰した。

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