4月5日、GLION ARENA KOBE(ジーライオンアリーナ神戸)のこけら落としゲームとなる神戸ストークスvs山形ワイヴァンズの「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B2第30節第1戦が開催。B2最多入場者数を記録した。

 270度海に囲まれたGLION ARENA KOBEは約10000人を収容可能。8580人が入場した第1戦では試合終了残り4秒から4点差を追いつくと、オーバータイムの末に劇的な勝利を収めた。第2戦の入場者数は7717人。第4クォーター残り54秒に道原紀晃の3ポイントシュートで8点差まで詰め寄ったものの、最終スコア73-82で敗れた。

 兵庫県出身でチーム一筋の谷直樹は5日の試合後記者会見で「圧巻でした。熱気を感じられて、プレーしていて楽しかったです」とコメント。「想像できなかったですし、夢のまた夢のような。14年前は転々としながら練習していました。練習荷物も自分たちで運んで。体育館を借りられない日は外を走るとか、そういう状態でのスタートでした」とチーム創設当時を回顧し、「そこから考えると、こんなに素晴らしいアリーナができるのはすごいし、そこで自分自身がプレーできたのはまだ信じられない部分もあります。本当にうれしいです」と続けた。

 あえてフリースローを外し、野溝利一の同点弾を演出した道原は「最後に追いついて、延長戦で逆転勝利。それがこのアリーナでの1試合目という。できすぎたなと。怖いくらい運が転がってきたなと思っています」と振り返り、「三宮の隣町で育ち、この周辺のことはすべてわかるくらいです。このアリーナができることを想像していなかったですし、入団後も自分がここまでのアリーナでプレーできることを想像できていませんでした。自分がまだプレーヤーとしてここにいられるのは本当に感動というか、小さい時から頑張ってきて良かったなと思っています」と話した。

[写真]=B.LEAGUE

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