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キャラクターデザイン/窪岡俊之

『LUNAR エターナルブルー』は、1994年12月22日に日本のゲームアーツから発売されたメガCD用ロールプレイングゲーム。

LUNAR ETERNAL BLUE
ジャンル:ロールプレイングゲーム
対応機種:メガCD
     セガサターン
     PlayStation
     PlayStation 3
     PlayStation Portable
     PlayStation Vita
開発元 :ゲームアーツ
     スタジオアレックス
発売元 :ゲームアーツ
人数  :1人
メディア:CD-ROM
発売日 :🇯🇵 1994年12月22日
     🇺🇲 1995年
    SS
     🇯🇵 1998年7月23日
    PS
     🇯🇵 1999年5月27日
     🇺🇲 2000年12月15日
    PS3,PSP,PS Vita
     🇯🇵 2015年9月16日
対象年齢:CERO:B (12才以上対象)

同社の『LUNARシリーズ』(1992年 ~ 2005年)の第2作である。
魔法世界ルナを舞台に主人公のヒイロを操作し、少女ルーシアがアルテナ神団に捕らわれる事を阻止するのが目的。
メガCD末期に登場した作品であり、発売時には「MEGA-CD最後の超大作」とのキャッチコピーが打たれた。

後にリメイク作品としてセガサターン版が1998年7月23日にCD2枚組発売され、「LUNAR 2」とナンバリングが施された。
さらに後に、PlayStation版が1999年5月27日にCD3枚組で発売。
PS版はSS版にはなかった各種追加要素が存在する。
その後、2015年9月16日にはPSアーカイブスとしてPS版が配信された。

ゲーム内容

前作『LUNAR ザ・シルバースター』のシステムをほぼ踏襲している。
人と会話をして情報を集め、戦闘で経験値と所持金を増やし、冒険をしていくオーソドックスなRPGである。
戦闘システムは射程や移動距離など、「長さ」の概念を搭載し、戦略的な戦闘が出来るようになっている。

また、最終ボスを撃破しエンディングを迎えても物語は終わらず、新たな旅が始まるという構成になっている。
クリア後に出現するダンジョンを攻略する事によって真のエンディングに到達出来る。

ストーリー

プロローグ最後のドラゴンマスター・アレスの冒険譚から長い時が経ち、彼らの活躍がルナに住む人々の記憶から薄れて伝説となってしまったころ、アルテナ神団を名乗る教団が現れた。
彼らは女神アルテナの名の下にルナを強力に統べようとしていた。
そのとき、ひとりの少女が凍てついた青き星で目覚めた。
天空に輝くルナを見て、彼女は「まだ目覚めのときではないのに……」とつぶやく。

考古学者の卵であるヒイロは、ルナに存在する最古の遺跡ともされる『青き塔』を発掘していた。
まんまと『竜の目』と呼ばれる宝を入手したヒイロの前にまばゆい光が走り、少女が姿を現わした。
彼女は「わたしの名はルーシア。青き星からやってきました。この世界は危機に瀕しています。」と言う。

MCD版、リメイク版、それぞれの違い

リメイク版はMCD版と比べてアニメーションのデジタル化と追加、シナリオの修正などが行われているが、話の大筋は変わっていない。
大まかな変更点は以下の通り。

・ワールドマップ移動時のエンカウントの廃止
・ダンジョン内はシンボルエンカウントに変更
・ワールドマップが狭く簡単になり、多くのダンジョンの構造も優しく変更された
・魔法成長システムの変更 (ポイント割り当てによる魔法成長システムの削除)
・アイテム所持システムの変更
・紋章システムの追加
・ほぼボイスのアドリブが変化
・一部キャストが違う

SS版とPS版の違い

後発であるPS版では、SS版と比べて以下の違いがある。
・フィールド上のキャラクターの細かいモーションアニメの追加 (ヒイロのダッシュモーション等)
・ブロマイドの追加
・第1部エンディングが止め絵でなくアニメに
・隠しダンジョン (勇者の迷宮・夢幻の回廊)とそこにしか出現しない敵、およびそこでしか手に入らないレアアイテムの追加
・第2部エンディング(真エンディング)の青き星とルナの周囲に彗星が現れる

シリーズプレイリスト:https://www.youtube.com/playlist?list=PL5C-Fkv1IA1PEfaqq1czYBVJjrFonzjY2

#LUNAR2 #ルナ2 #エターナルブルー

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