Hopeless Raven

鴉の瞳
Official Music Video

Directed by tktkphotograhy and Munetaka Shiozawa(Hopeless Raven)

Hopeless Raven 2nd Album
“光の傍で”
2016/6/22 on sale!!!

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Lyrics

辿り着いた小さな小屋には
生きていた跡が微かに残る
しのぐ寒さ、僅かな暖かさ、求め身を潜め

思い出す、羽ばたいたこの空

旅立った青い目の5羽のカラス
踏み出す振り出し巣立ちの時を
少しばかりの不安と暖かな木漏れ日が差し込む春の訪れ
送り出す、遠い目の母
いつまでも見送ることで後世へと繋ぐ
目にした光景は未開の地
開いた口からは数々の驚嘆の声
これから始まる新たな世界は希望に満ち溢れ

飛び立った4羽の鴉
生活にも慣れて晴れて一人飛び立つことを実感
生きることへの不安はもうない
脳内に巡る刺激は新たな発想を生み出して
理想を見据えたその黒い瞳
幾多にも及ぶ出会いが、更に羽ばたかせる翼を強く
共に移り変わりゆく季節と
一羽去ったことはもう過去の話
突き刺さるほど照らす太陽
汗ばむ夏の始まり

羽ばたいて去って行った3羽の鴉

まだまだ旅の途中で
暗がりの中広がりを見せた海原を、見下ろすそんな頃

やがて暑さも喧騒も静まり返った
振り返った2羽の鴉
共に歩んでいた友はまた一羽、消え去って行った

思うがまま生きてきた結果だ

損得が変えた、知らぬ間な欠陥
いつからか周りの声は騒音に聞こえ
進むことを選んでは伏せて来た変化

引き換えに得て来た物も確かにここにはあって
どれもそれもかけがえのない宝で
ただ、時の流れは川のように絶え間なくて
気付く頃には赤に染まっていく秋の夕暮れ

やがて落ちて行った一羽の鴉
辿り着いた小さな小屋には
生きていた跡が微かに残る
しのぐ寒さ、僅かな暖かさ、求め身を潜め
その黒い目を閉じて思い返す、いつか目にした羽ばたいたこの空
かつて絵にした日々はとても色鮮やかで
その全てが語っていたこれまでの日々
一羽また一羽と去って行った友が残した思い
寒さに震えながら侘しさのなかにあった
約束の欠片たち
また一つまた一つと溢れ返る
重ねた約束はまだまだ尽きることもない
数え切れない
片時も忘れたことなんてなかった
そんなはずなんてなかった

落ちていくことも離れていくことも
時に日々を彩って
力尽きた頃にそっと思いふける
辿り着いた時にきっと溢れる
言葉には代え難いことも
抜け落ちて行く一つ二つの羽は
今も覚えている
横たわる頃に雪は止んで
やがて日が指す
僅かな暖かさは春の訪れ

遠のく意識の差中、ふと気配感じ取る
もうそろそろだと眠い目をこする力さえもなく
瞼をゆっくり閉じる
その刹那
力強い羽ばたきの音が

現れたのは幾多もの苦難を乗り越えた
青い目の5羽のカラスだった
力なく横たわる鴉
その黒い目に映る青い瞳は
理想を追い求めていたあの頃の自分のようだった

かつて同じ眼差しで目指した世界
もう一度飛びたい

抜け落ちた羽はまだ覚えてる
僅かな暖かさは春の訪れを告げる

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