日本で地方選挙が行われる際に、選挙候補者が自分をアピールするために作成するポスター。

このポスターを見た、お隣韓国のネット上では「日本の選挙は遊びなの?」と、日本を馬鹿にするような発言が目立ったが、そんなことを言うなら韓国の選挙もかなり変わっている。

日本の地方選挙候補者のポスターを見た韓国人の反応や韓国の選挙について詳しく説明していこう。
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日本で地方選挙が行われる際には、ポスターを貼る掲示板が設けられる。ここに選挙候補者たちはポスターを貼っていくのだ。

選挙運動では、指定された期間にポスターや立札、看板、ビラなどで行うことが日本では一般的だ。他にも選挙期間になると街頭演説をする候補者もいて、それは選挙の際はお馴染みの光景となっている。

選挙ポスターの看板が選挙運動前に設置されると、国民はそろそろ選挙が始まるなと感じるだろう。選挙候補者が多ければ多いほど、掲示板もその分ポスターを貼るスペースが増やされた大きいものになる。そしてそこにたくさんのポスターが貼られる。日本からすれば当たり前のことでも、韓国からしたら驚く部分もあったようだ。

選挙運動で候補者が自分をアピールし名前を覚えてもらうために貼るポスター。一昔前までは、堅いシンプルで誠実さを表すようなポスターが主流だった。もちろん、今も継承されている部分ではあるが、若者の目を惹きたい、数多くあるポスターの中から目立つポスターを作らなければ埋もれてしまう、という感情などから、キャッチコピーを目立たせたり、写真の撮り方を変えてみたり、デザインをあえて現代風にしてみたりと、候補者も試行錯誤している。ポスターのインパクトで覚えた国民は、街頭演説で候補者を見たときも、あのポスターの人だ!と、いわば選挙の顔とも言えるのだ。

しかし韓国人からしたら驚く部分があったようだ。この地方選挙候補者ポスターを見た韓国人の反応は「韓国とそんなに違わない気もする」「低能すぎ」「変なキャッチコピーつけている人も候補者なの?」「選挙って日本じゃ遊び?」「喜劇じゃん」「日本は本当に変な人が多いね」「注目を集めるためにポスターのデザインを奇抜にして、ただ有名になりたいだけじゃない」など。日本の選挙候補者が考えたポスターのデザインに、日本にとって選挙は遊びなんじゃない?と、馬鹿にするような態度が見られた。

しかしそんなことを言うなら韓国の選挙の方が遊びだと思うのだが。韓国の選挙運動ではどのようなことが行われているかご存知だろうか。

韓国の選挙運動はなぜかよく歌い、しかも踊るらしいのだ。これだけ聞くと、日本の選挙運動とはかなり違うし、韓国の方が遊びなのではないか?と思える。選挙が始まるとなると街中は大盛り上がりを見せるようなのだ。

2017年に行われた韓国の第19代大統領選挙を例に説明しよう。2017年の5月2日〜12日の10日間行われ、朴槿恵元大統領の後釜となる大統領の座を巡っての選挙だった。

結論から言うと、現在韓国の大統領である文在寅氏が勝利。今でこそ支持率は最悪だが、選挙での当選は圧勝だったようだ。

まず韓国の選挙運動に、ダンスが苦手な人は参加をひかえるのだそう。この大統領選は主要の大統領候補者が5人いたのだが、どの候補者の選挙運動でも音楽がガンガンと流れていて、その周りで音楽に合わせ踊っている人がたくさんいるようなのだ。

しかも流される音楽はそのとき若者の間で流行っている楽曲ばかりである。

これはロゴソングと呼ばれるもの。楽曲に合わせて替え歌をつけ、支持者が踊るという。10個の政策を唱えるよりも、1曲のロゴソングをしっかり作り上げる方が韓国では力を持つようだ。

企業が商品を売り込むためにテレビCM等で音楽に合わせて商品紹介をするように、音楽に合わせて政策を伝えたほうが耳にも記憶にも残りやすいのだそう。選挙だからと言って硬い表現の言葉をつらつらと演説するのではなく、簡単にわかりやすく説明していくことで有権者の心を掴むという狙いもあるらしい。

基本的にはトロットと呼ばれる韓国の演歌が主体となり作られていたよう。それは候補者の年齢が40代〜60代ほどだったことからトロットが起用されていたと考えられる。しかしそれでは若い世代に興味を持ってもらえないし、20代の投票率は悪いままだと考え、若者世代で流行っているノリの良いK−POPが起用されているようだ。

日本でも人気となったTWICEの「YES or YES」をアレンジする候補者や、朴槿恵氏が大統領選挙に立候補した際はKARAの「ミスター」を使用していた。

2017年の大統領選挙で文在寅氏はINFINITEの「ネッコハジャ」を使用したようだ。文在寅氏は候補時代もTWICEの楽曲を使用するなどして、若い世代への自分を売り込んでいたよう。

また選挙運動を盛り上げるためのグッズを販売している候補者もいるようで、国民は支持者のグッズを身につけ応援したり演説を聞いたりしているのだ。

さらに5人いた大統領選挙の候補者は、Facebook、インスタグラム、ツイッターなどSNSのアカウントを持っている。街頭演説の最後には「この様子をインスタグラムへあげてくれ!」と支持者へ伝えることもあるのだ。

SNSがかなり普及している韓国にとって、大統領選挙でも使用しない手はないのだろう。特に若い世代へアピールするためには、街頭演説へ来てくれた支持者へSNSの活用を促すことで、自然と広まっていくということだ。

日本の政治家でもSNSを使用している方はいても、ここまで韓国ほどうまく利用できているとは思えない。ツイッター等でお硬い文章に若者が興味を惹かれない写真をアップしているような気がする。それが悪いのではなく、韓国ではSNS普及に合わせて、選挙活動でも活用しているのが現状のようだ。

そして勝利を飾ることができた文大統領。勝利後はもはやパレードと言われてもおかしくない勝利演説が行われた。光化門で行われ、花火や天にのぼる青い光、音楽は大音量で流され、大きなモニターは文大統領の姿が映されていた。その光景を見る国民は青いハンカチやペンライトを持ち踊っているという、選挙後とは考えられない、日本人からすれば異様な光景である。

この勝利演説が終われば、韓国の国民は新しい大統領が決まったお祝いと称して、チメクをするのだそう。チメクとは、韓国でお馴染みのチキンを食べながら麦酒を飲むという文化である。国にとって前向きな出来事のため、お祝いをするのだそう。

韓国では選挙が始まってから終わるまでがずっとイベントなのだ。むしろ選挙を楽しんでいるようにも思える。日本の選挙とは全く以って違う印象である。

日本の選挙を遊びなのでは?と暴言を吐いていた韓国国民だが、自分たちの選挙はなんだと思っているのだろうか。

確かに韓国の選挙運動は若い世代も選挙に興味を持ちやすい内容にはなっていると思う。しかし候補者が語る政策等はしっかりと理解した上で投票しているのかが気になる部分である。

結局お硬い候補者よりも、ノリを重視し歌って踊って一番盛り上げた候補者が勝利を飾っているという意見も聞こえてきたようだ。

選挙時は良かったのかもしれないが、現在圧勝で勝利した文大統領の支持率は韓国でも最悪である。満足のいく暮らしを送れない国民が多い中で、この選挙は本当にしっかりと選挙としての意味を成しているのかは定かではない。

兎にも角にも日本の選挙を遊びと言うならば韓国の選挙は一体どうなるのか…。韓国の選挙運動の様子を知れば知るほど、日本より韓国の方がお遊びと感じてしまう。
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