紺色のジャケット姿でスポーツ振興のチャリティーイベントに現れたのは、4年ぶりに来日した、イギリスのヘンリー王子(38)。

ヘンリー王子「こんにちは、みなさん。僕は生涯を通じて多くのチャリティー活動を行っている。資金を集めて、恵まれない人たちのために活動を行うことは、とても充実感を与えてくれる。わたしの人生はこれまでも、そして今後もチャリティーが中心になります」

チャリティー支援などを求めたヘンリー王子。
しかし、ヘンリー王子が来日した目的について、イギリス王室ジャーナリスト・多賀幹子さんは「ヘンリー王子、このところ経済的にちょっと行き詰まっているところもあります。言葉は悪いですけれども、“出稼ぎ”というような意味もあるかもしれませんね」と指摘する。

「イット!」は、イベント主催者に、今回のギャラについて質問。
主催者からは「今回のチャリティーでギャランティーは発生しません。当方から渡航費や滞在費など、費用の補助を支給をすることもありません」と回答があった。

専門家は、ヘンリー王子のギャラについて、海外のイベントでは1億円近い金が支払われたと指摘。

イギリス王室ジャーナリスト・多賀幹子さん「チャリティーですので、ヘンリー王子は全くのノーギャラと言われていますけれど、それはちょっと考えにくいということですね。アメリカでヘンリー王子が講演した時には、1億2,000万円が支払われたそうです。1回の講演です」

2020年にイギリス王室の公務を退いて以降も、“お騒がせ王族”として世界から注目を集めたヘンリー王子は、タレント活動などを展開。

しかし、アメリカの音楽配信サイトの契約が打ち切られるなど、経済的に厳しい状況に。

ヘンリー王子は10日まで日本に滞在して、その後、シンガポールに向かう予定。

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