帰る側じゃないんだな…

何度も休みながら歩いた帰り道。卵巣ガン全摘出、抗がん剤治療を終えた漫画家の日常/元気になるシカ!2(1)

アラフォーにさしかかったある夏の日、台湾ひとり旅へと出発しようとしていた漫画家・藤河るりさん。行きの空港で、猛烈な腹痛に襲われ倒れ込んでしまいます。旅行を中止し、病院の詳しい検査を受けた結果、告知されたのは「卵巣ガンの可能性」というものでした。

待ったなしで始まった卵巣・子宮全摘出手術、半年に及んだ抗がん剤治療。藤河さんを取り巻く環境は、がん闘病前とは180度変わってしまいました。すっかり落ちてしまった体力、まだまだ消えないお腹の痛み。弱った体を少しずつ回復させ、早く仕事へ復帰したい…!藤河さんのはやる気持ちは想像に難くありません。

過酷な病と闘いながら、自分の生き方を見つめ直した日々。闘病コミックエッセイ第2弾『元気になるシカ!2 ひとり暮らし闘病中、仕事復帰しました』をお送りします。

※本記事は藤河るり著の書籍『元気になるシカ!2 ひとり暮らし闘病中、仕事復帰しました』から一部抜粋・編集しました。

登場人物紹介

■赤面事件

手術の準備をしますね

■嬉しかったこと

なんでここにいるんだろう

「2」?「1」は??

私はもう 帰る側じゃないんだな…

あっち側もこっちがわもないの!

医学監修=きゅーさん@産婦人科医

著=藤河るり/『元気になるシカ!2 ひとり暮らし闘病中、仕事復帰しました』

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