深夜0時に叩き起こされ「揚げたてが食べたい!」帰宅した夫が【ワガママ発言】→ 激怒した妻だったが?

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筆者の友人Hさん夫婦には、小3から1歳になったばかりの男の子、5人の子どもがいます。夫は1年前に脱サラし、地元で整骨院を開業しました。彼は昔から頑固で、妻のH子さんが意見をしても、一度決めたことは曲げないんだとか。そんな性格が原因となり、トラブルになった話をHさんから教えてもらいました。

子育てに奮闘しながらも、夫をサポート

毎日、子ども5人の子育てに奮闘するH子さん。

そんな彼女は、体が資本の夫をサポートするために料理にも手を抜きません。

夫の帰宅が遅くなる時は、すぐにご飯を食べられるように、おかずは綺麗に小鉢に入れラップをかけてダイニングに置いています。

ある日、深夜0時ごろに夫が帰ってきました。

この日の夕ご飯は、子どもたちのリクエストで天丼だったのですが……。

深夜0時、夫に叩き起こされて……「揚げたてが食べたい!?」

夫は帰宅後、H子さんが子どもたちと寝ている寝室にやってきて、H子さんを叩き起こしました。

仕事で何かトラブルでもあったのかと思い飛び起き、夫とリビングに向かいました。

すると、夫はダイニングテーブルに置かれている天丼を指差し「こんなもの食い物じゃない! 冷めた揚げ物なんか嫌! 揚げたてが食べたい」と言い放ったのです。

夫に共感するも、深夜に天ぷらを用意するのは無理!

まるで子どものように駄々をこねる夫を目の前にし、H子さんは驚いてしばらく呆然としてしまいました。

その後、眠気が収まり思考もクリアになった彼女は「いやいや……あのね、冷めた揚げ物が嫌な気持ちは分かるけどね。私も1人で、5人の寝かしつけをしてるんだよ。どれだけ大変か分かってる? マジで、貴重な睡眠時間をあなたのわがままに付き合わせないでくれる?」と静かに怒りをぶつけました。

妻の優しい気遣いが、夫婦円満の秘訣

夫はH子さんのドスが効いた声に怯んで「あっ、ごめん」と謝ったものの「でも……」とまだ何か言いたそうにしていました。

そこでH子さんは、夫に「これ使って! 揚げたてみたいになるから!」とトースターのフライ温め機能を教えました。

そして「じゃ、私寝るから」と言い残し寝室に戻ったのです。

揚げたての揚げ物が食べたい気持ちもわかりますが、できることとできないことがありますよね。夫婦は共に支え合うのが大切ですが、それが過度の甘えになってしまう場合もあります。

そんな時はH子さんのように、自分の気持ちを押し付けるだけでなく、お互いが笑顔になる解決策を伝えられる人になりたいですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:広田あや子

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