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お給料をもらって仕事をしているのであれば、どんな店員でも常識的な接客をして欲しいと思いますよね。
これは筆者が実際に出会った「遊びのノリでやってるのか!」と憤慨した店員のエピソードです。
感じが良いお店だったのに
我が家の近所に昔ながらの酒屋がありました。
気前が良い店主と、てきぱきと手際が良く愛想も良い店主の奥さん。
利用するたびに良い気分になれるお店だったのですが、店主夫婦が高齢化しお店の存続が厳しくなり、酒屋からチェーン店のコンビニに変わってしまいました。
その頃からお店の周りが汚くなり近寄りがたい雰囲気に……。
コンビニに変わってから一度も立ち寄ったことがありませんでした。
えっ、来店するのは迷惑!?
当時幼稚園生だった息子が、幼稚園からの帰り道に尿意をもよおしてしまいました。
「家までガマンできない~」と涙目の息子。
気が進まなかったのですが、近くにあったあのコンビニでトイレを借りることにしました。
息子をつれて店内に入ると、それまで楽しそうにおしゃべりしていたレジの若い店員たちが、あいさつもせず急に下を向き静かになったのです。
私たちの来店が迷惑なのが、あからさまに伝わってきました。
まさかの舌打ち
不快に思いながら「トイレを貸してください」と声をかけトイレを借りて戻ると、再びおしゃべりに夢中になっている若い店員たち。
トイレを貸してもらったお礼に商品を何点かかごに入れてレジに並ぶと、盛り上がっていた話を中断させられたのが気に入らなかったようで、「チッ」と舌打ちし乱暴に商品をレジ打ちし始めたのです。
これにはドン引きしました。
仕事なんだからしっかりやろうよ
会計を済ませて私たちが店を出ると同時に、再びおしゃべりを始めた若い店員たち。
何か急ぎで話さなければいけないことだったのかもしれませんが、あまりの接客態度に、彼らにとってバイト先は働く場所ではなく、遊び場の延長なのではと感じてしまいました。
まもなくしてそのコンビニは閉店したと聞き、「そりゃそうだ」と思いました。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:K.Sakura