聴こえるか聴こえないかは

聴こえない母と聴こえる家族たち。「生きにくさ」を感じる瞬間もあるけど、周りの配慮が嬉しい!/聴こえないわたし 母になる(1)

子を持てば誰もが経験するであろう不安や悩み。そんなお困りごとに、「聴こえない母」はどのように向き合っていくのか。

「生まれつき耳が聴こえない」というご自身のライフスタイルを発信しているミカヅキユミさん。

彼女は聴こえる人々に囲まれ、挫折を味わいながらも周りの理解を得ながら大人になったといいます。

大人になってから手話サークルで出会った男性と恋愛をして結婚、やがて子どもを身ごもるも、「お腹の子は誰が育てるの?」といった周囲の人の声に時に傷つくことに。しかし夫婦でたくさんの困難を乗り越え、長男・ちどりくん、長女・かのこちゃんを育てる2児の母になりました。

聴こえないミカヅキさんの生きてきた道、聴こえる夫と子どもたちの日常をお送りします。

赤ちゃんの耳が聴こえても聴こえなくても

聴こえる人にとっては当たり前の感覚

子どもは聴こえない子がいい、という友人

そういう考え方もあるんだ…

ふたりが思うのは真逆のこと

私は母になろうとしている

今になってとても考えさせられる

楽しみにしてるよ

著=ミカヅキユミ/『聴こえないわたし 母になる』

【著者プロフィール】

ミカヅキユミ

新潟県在住。2児の母。

珈琲を飲みながらお絵描きをするのが好き。

趣味は人間ウォッチング。座右の銘は「彼を知り己を知れば百戦殆からず」。

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