アンバランスな家事分担に耐えかね「離婚しよう」→ 再婚を目指して婚活開始。すると、思わぬ展開が!

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人間、敢えて距離を置くからこそ、有難みの分かるケースがあります。
お互いに冷静になるからこそ、正常な判断が出来るのかもしれませんね。
それは夫婦間においても同じことでしょう。
そこで今回は、一度は別れを決断した夫婦の意外なエピソードをご紹介させて頂きますね!

すれ違いの末に離婚

私の知人女性Fは希望職種に転職したものの、予想以上のハードさに面食らってしまいました。
新しい環境ということもあって、ドッと疲れたFは家事が疎かになってしまい、夫からそれを指摘されます。

夫は食事こそ、お惣菜などを買ってきてくれましたが、掃除に関してはからっきし駄目で、気が付けば家の中がグチャグチャになっていたのでした。
夫の言葉に頷くも「私だって、疲れてるのに……」と思ったFは、それからどんどん夫との間に口論が増えていき、結局は離婚することに。

寂しさを感じ婚活開始

夫と別れて悠々自適な日々が始まると思っていたFでしたが、実際は孤独感が募るばかりでした。
「確かに夫は掃除は苦手だったけど、お惣菜を買ってきてくれたし……。私ももう少し、歩み寄る必要があったのかも」
そんな風に感じながら、Fはある日、再婚者メインの婚活パーティに参加することにします。

そこでなら、離婚歴のある自分でも受け入れてくれる男性に出会えると思ったのです。
しかし当日、Fは予想外の人物に出くわしました。
なんと! 別れた夫が同じパーティに参加しているではありませんか!

別れを経て再スタート!

久々に会った夫は、以前よりも丸くなっていました。
「一人暮らしをしている今、自分でも掃除をするようになった」
「君に任せきりだったと反省している」という言葉を聞いて、Fは夫もまた改心したのだと実感します。

そこで再度、2人は一緒に出掛けるようになり、最終的には再婚を決めました。
口論の渦中ではお互いを責めてばかりでしたが、一度離れたからこそ、お互いの大切さが身に染みたのでしょう。
現在、お互いに成長した2人は幸せな日々を送っているとのこと。正にハッピーエンドですね!

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年6月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:六条京子
ティネクトのエッセイコンテストで大賞を受賞したのをキッカケに、ライター活動開始。街コンや女子会に積極的に参加して、インタビュー対象を探す日々。Xでも「六条京子@Webライター(@akasinokata321)」として発信を行う。

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