来年50歳の誕生日を迎えるアンジェリーナ・ジョリー。最近ウェブサイト「インディワイヤー」のインタビューに応じ、その中で年齢について言及した。アンジー曰く「私は今49歳。自分が高齢の女性になったように感じるし、それを受け入れている」。

先週、ベネチア国際映画祭でプレミアが行われた最新作『Maria』でアンジーはオペラ歌手のマリア・カラスを演じた。オペラは今の彼女が抱く感情にしっくり馴染むと話している。「若い頃に感じていたことにはそれに合う音楽があった。恋に落ちるとか、何かに興味を持つとか、どんなことがあったとしても。でもオペラのようにあなたの感じていることに合うものはない」「いくつかのオペラ作品はとても美しく、希望と憧れに満ちている」。

とはいえこの作品を撮るまではあまりオペラに馴染みがなかったとも告白している。「私はアメリカで育った。他の国ではオペラがどんなに本質的で重要なものかを理解している。オペラが文化の一部になっている。でも私が育ったロサンゼルスではそうではない」と語っている。「マリア・カラスのことは前に教えられていたけれど、この映画でオペラという芸術の形の全貌を見ることができた。私の人生に入り込み、それを変え、私に色々なオペラを教えてくれた」。

ちなみにこの作品はベネチア国際映画祭で8分間も続くスタンディングオベーションを受けた。今回の映画祭ではアンジーの元夫ブラッド・ピットの最新作『ウルフズ』も上映、彼も出席したがアンジーとは明暗を分けたもよう。新聞「デイリーメール」は『ウルフズ』が酷評されたと報道、両作への反応を比較している。アンジーはブラッドが映画祭に到着したときにはアメリカに帰国。テルライド映画祭に出席していたが、そこでも『Maria』はスタンディングオベーションで称えられたという。これから一般の観客たちが両作をどう受け止めるのか、公開後の反応にも注目が集まっている。

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