『堂々と職場不倫する夫たち』に制裁を→上司が「ごめんな、俺がなんとかする」と言ってきて?

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大好きな夫が不倫していたら、あなたはどうしますか?
「まるで地獄のような毎日だった」と話してくれた、筆者の友人のA子。
今回は、夫がまさかの職場内不倫をしたことで多くの人を巻き込んだ、辛くもスカッとするエピソードをご紹介します。

職場で出会い結婚

夫とは、私が新卒で入社した会社で出会いました。

すっかり意気投合し、交際を始めて数年、上司や後輩たちに祝福されながら結婚したのです。

同じ職場ということもあって、常に夫と一緒にいられる環境だった私。

『夫が仕事頑張ってるんだもの、私もやるぞ!』と、独身時代以上に仕事に一生懸命取り組んでいました。

中途採用の女性

月日は流れ、結婚1周年を迎えたころ、B美という女性が中途採用で私たちの職場に入ってきました。

私がB美の教育係となったのですが……。

「え~C男(男性同僚)さんすごい♡」
「私には難しいですう」
「D男(男性同僚)さん助けて~♪」

B美は男性だけにやたらと媚びを売る、いわゆる【ぶりっ子】だったのです!

頼んだ仕事そっちのけで男性同僚とばかり話しているB美に、仕事に取り掛かるよう伝えるのですが、逆効果。

B美は途端に『怖いですう、怒らないでください~』と、いかにも私にいじめられたかのように男性同僚に助けを求め、彼らから『A子厳しいな』と言われてしまうのです。

『せめて夫には手を出さないで』と思っていたのも束の間、B美が入社して半年が経った頃、夫と社内不倫していることを知ってしまいました。

夫の私に対する態度がぎこちないなと思っていた矢先、社内の一室で夫とB美が抱き合っているのを目撃したのです。

その夜、夫に尋ねると、開き直って不倫していることを自白しました。

その後夫婦で話し合いましたが、B美と別れる気はない様子の夫。

「B美もA子も愛してるんだ」
「2人とも同じくらい大切だから」
と繰り返すだけで、B美と別れてほしいと主張する私との話は一向にまとまりません。

その間、B美はわざと私の前で夫と親しげに話したり、過度なボディタッチを見せつけたりしてくるので、私の心はどんどん壊れていったのです。

耐えきれなくなり……

それから数週間後、とうとう私は仕事にも集中できないくらい弱ってしまっていました。

すると、夫との交際当初からお世話になった上司が声をかけてくれたのです。

もう辛くて限界だった私は、すべてを打ち明けることに。

「あいつ(夫)がそんな酷い男だったなんて……」
「おれがA子にあいつ(夫)を勧めたのに、本当に申し訳ない」

上司は親身に相談に乗り、『何でも協力する』と言ってくれたのです。

そこでようやく、私も夫と別れることを決意しました!

その後

離婚を決意した私は、すぐさま夫に記入済みの離婚届を渡しました。

いざ離婚話となると夫はかなり渋りましたが、どうにか離婚成立。

その後、夫とB美とはもう関わりたくなかったので、転職しようか悩んでいると……。

何と数日後、夫が遠い僻地に左遷されることになったのです!

どうやら上司が裏で手を回してくれていたようでした。

さらに不倫の噂が広まったB美も、居づらくなったのか、すぐに退職。

男性同僚たちからも『B美の肩ばかり持って申し訳なかった』と謝罪され、私はこの職場で仕事を続けられることに!

優しい上司や味方になって支えてくれた同僚たちに感謝しつつ、今は成果で恩返ししようと、より一層仕事に打ち込んでいます。

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2023年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。

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