感謝と愛情の表現のつもりで始めたことでその気持ちに嘘はないんだけどな…
世間は回り出しても、私だけ動き出せない朝。不安をほぐす「おにぎりリメイク雑炊」/心曇る日はご自愛ごはんを(1)
体が重くて朝起きられない。寝つきも悪く、ぐっすり眠れずに早朝目が覚めてしまう。
「社会の規格から外れてしまったよう」と落ち込む女性が、自分を取り戻していったきっかけとは…。
会社員生活でメンタルの調子を崩してしまい、退職したうめやまちはるさん。結婚後に専業主婦となり、家事に向き合うようになりますが、不安定な心と体を抱え、なかなか思うように立ち回れません。「他の人は普通にできるのに」「当たり前のことができない」と、ますます自分に自信を失ってしまううめやまさんでしたが、毎日の「ごはん」を作るなかで、徐々に自分の内面とも向き合うようになります。
世間の言う「普通」って?うめやまさんが疲れた心をゆっくりとときほぐしていくエピソードをお送りします。
※本記事はうめやまちはる著の書籍『心曇る日はご自愛ごはんを』から一部抜粋・編集しました。
■主婦とシェフ
最近はマイペースが過ごし方が少しわかってきました
もっと感謝の気持ちを伝えられたらなぁ
焦げてない方を夫くんに出そう
今日はこれから天ぷらを揚げます!
すごいね お店に来たみたい!
勝手にやってることなのに心がざらざらしていくのを感じる
いらっしゃ〜い
みんなにおいしいラーメンを食べさせたかったの!
手痛くないの?
夏子は世話好きだからね〜
そりゃ本心じゃないからでしょ!
まぁほどほどにってことじゃないの
鮭は私の好物!おいしいところ食べたい!でも…
あ!いまは夫くんを心から喜ばせたいと思えてるな
著=うめやまちはる/『心曇る日はご自愛ごはんを』