「割食うのはいつも母親…」忙しさを理由に家事・育児を一切しない夫への愚痴が止まらない
昨日もその前も、お迎えはシッターさん。母親の失踪はママ友たちのウワサの的に/わたし、迷子のお母さん(1)
保育園に通う一人娘を持つアラフォー会社員の楓。娘は毎日登園を渋るし、起業したばかりの夫は忙しさを理由に家事・育児のすべてを楓に任せきり。半年の育休から仕事に復帰したものの、残業ができないため自宅に仕事を持ち帰る日々が続いていました。閉塞感漂う自分の境遇に限界を感じていたある日、帰宅途中の電車で急に体調を崩し、気づいた時には終点の見知らぬ駅。スマホには娘の保育園や夫からの着信も…。自分の状況を知らせようとしたその時、ママ友から「これ旦那さんじゃない?」というメッセージと共に送られてきたのは一枚の画像でした。そこには、夫と見覚えのある女性が映っていて――。
「いい母親でいなきゃ」と苦しむ母親が直面するリアルな「呪い」の数々。『わたし、迷子のお母さん ある日突然、母親するのが苦しくなった』をお送りします。
※本記事はらっさむ著の書籍『わたし、迷子のお母さん ある日突然、母親するのが苦しくなった』から一部抜粋・編集しました。
あーもう!
面倒臭い…
やってらんない…
そんなことできるわけないでしょ?
だったら我慢するんだな
お客さんにたかるのはやめようねって
久しぶりにこんなに笑った
終電なんてとっくにないよ
著=らっさむ/『わたし、迷子のお母さん ある日突然、母親するのが苦しくなった』