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非常識で時代錯誤な考えを持つ人に悩まされてはいませんか?
筆者の友人A子は、叔父がそんな非常識人で長年悩まされていたそう。今回は、厄介な叔父に絡まれ困っていたA子から聞いた、スカッとエピソードをご紹介します。
結婚式
これは先日、姉の結婚式でうんざりした出来事です。
あるとき、私の大好きな姉から『長年交際していた人と結婚する』と素敵な笑顔とともに報告されたのです。
義兄にあたる人もとても優しい人で、ただただ姉の幸せを祝福していました。
定期的に連絡を取り合っていたこともあり、姉が結婚式の準備を頑張ってきたこともよく知っていた私。『たくさん祝福しよう』という想いで式当日を迎えました。
『今日はずっと笑って過ごせそう♪』とルンルン気分だったのですが、親族の控室で厄介な人に絡まれてしまったのです……。
叔父
「げ、あの人もいるのかぁ」
昔から苦手意識を持っていた、母の歳の離れた弟である40代の叔父が控室にいたのです。
事前に母からは参列しないと聞いていたので、びっくりしました。あとで母にこっそり尋ねると『おいしい食事にありつけるから』という理由だけで参列したとのことでした。
私は幼い頃から叔父が大の苦手。
昔から『女はこうあるべきだ』と性別で人を決めつけるようなところがあり、女だからと見下されることもあったのであまり関わりたくない存在でした。
『なるべく遠くにいよう』と思ったのですが、目が合うや否やニヤニヤしながらこちらにやってくる叔父。
挨拶だけ済まそうとしていると、叔父の一言目があまりにも衝撃的だったのです……。
最低……
「A子って28歳だよね?」
「それで独身とか売れ残りじゃん」
「お姉ちゃんも、よく嫁に貰ってくれる人がいたね~」
【女性は25歳を過ぎたらクリスマスケーキと同じ売れ残り】という、大分時代錯誤な理論で私も姉も馬鹿にしてきたのです!
思わずキレそうになっていると、隣にいた弟がバッサリ。
「A子には彼氏がいますから」
「ところで叔父さん、何歳だっけ?」
弟よ、ナイス!
それを聞いてほかの親族もクスクス苦笑い。
叔父は顔を真っ赤にしていましたが、自身も独り身だったようで言い返せない様子。どうやら結婚式にもフリーの女性を探すことを本当の目的として参列していたのです。
その後は話しかけられずに済み、心から姉を祝福できました。心配して言ってくれていたのかもしれませんが、改めて、叔父のような自分のことを棚に上げて見下す非常識な人とは関わりたくないなと思った出来事でした。
【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2024年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。