■これまでのあらすじ
保育園の係でいっしょになった島田にストーカーされ怯え続けたすみれ。暴言を吐かれたり追いかけられたり、電車の中で触られたりなどの恐怖が続き、とうとう警察に被害届を出したのでした。
島田の内縁の妻のゆり子は、島田に治療を受けさせるというすみれが提示した示談の条件をのみます。
それからしばらくして保育園の卒園式。島田の娘・マナは見知らぬ年配の女性と現れますが、遅れてゆり子も式に参加。ゆり子は島田が治療で劇的に変わったことを報告し、すみれに感謝の気持ちを伝えたのでした。
卒園式は無事に終わり…
トイレで声をかけてきたのは…
いったい何の用…?
マナちゃんといた年配の女性は、ゆり子さんではなく島田さんの母親だったのです。
彼女は「ゆり子さんだと預けにくかったのでしょう」と島田さんからの手紙をすみれに渡してきました。
この期に及んでゆり子さんに秘密で接触してくる島田さんにも、笑顔すら浮かべながら彼に協力してしまう彼の母親にも疑問を感じてしまいます…。
ゆり子さんは傷つきながらも島田さんを支えようとし続けているというのに、これはゆり子さんに対する裏切りでもあるのでは?
(らっさむ)