マドレーヌ
ふとした瞬間のちょい伸びが愛らしい! 飼い主が好きな愛猫の動作/拾い猫のモチャ8(1)
第143回直木賞候補作品にもなった、一度は読んでおきたい名作をコミカライズ!
小学1年生の女の子「かのこ」ちゃんの家には年老いた柴犬・玄三郎と、外国語を話せる(!?)アカトラの猫・マドレーヌ夫人がいます。
ゲリラ豪雨が襲ったある日、玄三郎の犬小屋にマドレーヌ夫人が逃げこんできて…?
元気なかのこちゃんの活躍、気高いマドレーヌ夫人の冒険、うれしい出会い、いつか訪れる別れ。誰もが通り過ぎた日々が、キラキラした輝きとともに蘇ります。
『鹿男あをによし』『プリンセス・トヨトミ』で話題を呼んだ作家・万城目 学さんによる小説を、「拾い猫のモチャ」シリーズの漫画家・にごたろさんが描き下ろした注目のコミック。ぜひお楽しみください!
※本記事は万城目学原作、にごたろ漫画の書籍『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』から一部抜粋・編集しました。
■プロローグ
ちょっとお願いを聞いてもらえるかしら?
お安い御用よ
もう学校に行くようになって?
いつ見てもほれぼれしちゃう
ひとつ頼まれたことが……
行ってきます!
猫に「マドレーヌ」と 名前をつけた女の子は
原作=万城目学、漫画=にごたろ/『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』