この漫画は書籍『「女はおごられて当然」と思ってる昭和引きずり女が、婚活した話1』(著:コニシナツコ)の内容から一部を掲載しています(全6話)。

■これまでのあらすじ
婚活アプリで5歳年下の大手IT企業勤務・こうきとマッチングして食事デートにこぎつけたのですが、初めての食事デートで衝撃の一幕が。会計時、こうきが「ワリカン」を提案してきたのです。普通、男性が奢るか多めに払うものだと思っていたアイコは、やんわりと抵抗しますが、全く効果なし。こうきは「男女平等に分けるべきだ」と考えているようで、価値観の違いにアイコは戸惑うのでした。

5歳下の男性から見ると、34歳はオバサンだと同僚・山下に言われムッとするアイコ。さらに彼は、人をオバサン呼ばわりしておきながら、「男性は年齢を重ねるごとに魅力が増していく」と得意げに語ります。年齢を気にするのはいつも女性で、男性はずるいとアイコは感じるのでした。

既婚の同僚・きよに、「20代で素敵な旦那と結婚して婚活の悩みもなく羨ましい」とアイコが言うと、その言葉に反論するかのように、今独身だったら「絶対結婚しない」と意味深な発言…。

そして、「なんで結婚したいの?」ときよに問いかけられたアイコは、言葉に詰まってしまいます。他人と比べたり、年齢に囚われたりする自分に、どこか「軸」がないように感じるアイコ。「ただ、自分を大切にしてくれる人に出会いたいだけなのに……」とモヤモヤを抱えたまま、思い悩むのでした。

『「女はおごられて当然」と思ってる昭和引きずり女が、婚活した話1』
著:コニシナツコ(KADOKAWA) 
「「女はおごられて当然」と思ってる昭和引きずり女が、婚活した話1」はこちら

婚活アプリで5歳年下の大手IT企業勤務・こうきとマッチングして食事デートにこぎつけた34歳のアイコ。彼との出会いに胸を躍らせていましたが、支払い時に「ワリカン」を提案され衝撃を受けます。男性がおごって当然という価値観で生きてきたアイコにとって、1円までワリカンなんてありえない…。こんな男ぜったい嫌! と思っていたアイコですが、固定観念を覆してくる彼の言動に次第に惹かれ、職場や同僚の古い価値観にも違和感を抱き始めるようになっていくのでした。

(ウーマンエキサイト編集部)

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