韓国ドラマでよく見かけるKOPIKO。一体何者⁉
【写真(66枚)】KOPIKO登場!世界的大ヒットドラマ「私の夫と結婚して」名シーン
韓国ドラマで登場人物がよく食べているKOPIKO。黒っぽいパッケージのあれは一体何?!と気になっている方も多いのではないでしょうか?そんなKOPIKOを調べてみました!
■KOPIKOが登場するドラマはどれ?
韓国ドラマでは疲れている人に疲労回復の意味合いで渡したり、眠気覚ましのシーンなどでよく登場します。『私の夫と結婚して』でもパク・ミニョン演じるジウォンが残業中に口にしたり、イ・イギョン演じるミンファンが「コーヒーの代わりにこれでリフレッシュして」と渡され食べるシーンがありました。
夫と親友で浮気相手のスミンに命を奪われた…と思ったら10年前にタイムリープ!
前回の人生でジウォンをひどい目にあわせる「夫」のミンファン。ちょっとした動きが笑えてコミカルなシーンも多いのですが、やっぱり怖い奴!
△世界で大ヒットした『私の夫と結婚して』。2024年1月〜Amazon Prime Videoで配信がスタートすると、韓国コンテンツとして初めてテレビショー部門のグローバル・デイリーランキング1位を獲得し、日本を含む73ヵ国で1位に!
『ヴィンチェンツォ』(Netflixで独占見放題配信中)ではソン・ジュンギ演じるヴィンチェンツォ・カサノがシートタイプのKOPIKOを口にしていました。こちらはカバンに忍ばせて持ち歩くのにもぴったりなコンパクトサイズです。
コーヒーキャンディ―のKOPIKO
Amazonプライムで配信している『ユミの細胞たち』や『シスターズ』や『Mine』、『海街チャチャチャ』、『復讐代行人〜模範タクシー〜』などのドラマ、そしてバラエティ番組でも「疲れて見えるから元気出して!」と出演者に配るシーンが見られます。
■KOPIKOとは?
そんなKOPIKOは実はインドネシアのコーヒーブランドで、東南アジアではお馴染みの有名メーカーなんです。韓国ドラマで見かけるのはそのブランドのコーヒーキャンディです。インドネシア・ジャワ島で生産されたジャワコーヒー豆の濃縮液が4.9%含まれているのが特徴。口に入れるとコーヒーの濃厚で深い味わいを楽しめ、まさに「食べるコーヒー」といったところ。そのためカフェインも含まれますが原材料は砂糖が一番多いので甘さと苦さのバランスがちょうどよく、一度食べるとまた食べたくなるような懐かしさがあります。
ドラマで見かけるコーヒー味のほかに、カプチーノ味もありますよ。こちらはミルクコーヒーを思い起こさせる滑らかな味わいです。
タブレット型のキャンディーは日本では珍しいですよね
砂糖を気にされる方はシュガーフリータイプもおすすめ!ノンシュガーですが甘味料は含まれるので甘みは感じられますよ。
KOPIKOを食べながら韓国ドラマを見ればドラマの世界がより身近に感じられるかも
■「KOPIKO」はなぜ韓国ドラマによく登場するの?
韓国では日本のテレビ番組とは異なり、ひとつの番組の間にいわゆるCMが入ることはありません。
その代わりPPL と呼ばれる間接広告があり、番組中に出演者が広告商品を使用したり食べたりする場面が映し出されます。KOPIKOは韓国のPPLキャンディーとしておなじみなんです。ドラマの中で間接的に映し出したり俳優たちが口にすることで、ブランドの認知やイメージ向上の効果があると言われています。
他にも間接広告でお馴染みなのは高麗人参エキスや高麗人参の抽出液ゼリーなどで、スティック状のものをチューっと吸うシーンを見かける方も多いのでは?
また化粧品やマッサージ器なども間接広告の定番です。
■韓国での評判は?
そんなKOPIKOですが実際に韓国の方にも人気の商品です。
ネットショップのレビューでは
「コーヒーの味が濃くておいしい!」
「まるでコーヒーを飲んでいるよう」
「一口含むとコーヒーの香りも感じられる!」
など高評価の口コミが続いていました!
■KOPIKOはどこで買える?
実際に購入してみたい!と思われた方も多いのでは?韓国の大型スーパーではお菓子コーナーに置いてあることが多いので、韓国旅行で見かけたらぜひチェックしてみてくださいね。
小分けになっているのでちょっとしたお土産にもぴったり。日本では韓国食品店などで取り扱いがあるほか、Amazonなどのネットショップでも購入できますよ。
韓国ドラマで見たよね、と話題になること間違いなし!
【文=パダヨノ】