「無印良品」は、2月26日(水)から、店舗のスタッフのアイデアをもとに考案され、利用者の投票によって開発が決まった、初の共創開発商品である「みんなでつくるバウム」3種を、全国の店舗およびネットストアで順次発売する。
【写真】「無印良品」では珍しい丸型バウム! 「小倉トースト風」もうまそ〜
■「地域で愛される食」がテーマ
今回登場する「みんなでつくるバウム」は、2000年より販売されているロングセラー商品であるバウムシリーズとしては初となる、店舗スタッフや利用者とともに共創開発をした新商品。
全国の「無印良品」店舗スタッフが、「食べてみたいバウム」をテーマにした約250種のバウムを考案。「地域で愛される食」をテーマにした8種類のバウムを選定し、インターネット上で投票を行い、最も支持された3つのバウムを商品化した。投票数は7万5420票にもなったという。
ラインナップは、「小倉トースト風バウム」、「ずんだあんのドームバウム」、「不揃い 塩パン風バウム」の3種類。いずれも愛知・名古屋市で愛されているバターを塗ったトーストに甘いあんこを乗せた「小倉トースト」、宮城が発祥とされている枝豆を甘く炊いたずんだと生クリームを包んだ「ずんだ生クリーム大福」、四国地方の愛媛が発祥といわれているバターと岩塩の塩気がマッチした「塩パン」をもとにした商品となっている。
「無印良品」では定番となっているスティック状の形状のほかに、それぞれの食のイメージによって想起される形状として、ホール形やころっとした丸いドーム形を採用し、味だけでなく形からも楽しむことができるバウムに仕上げたという。
なお、5月下旬には「みんなでつくるバウム」企画にて、投票数で4位となった「ハスカップバウム」(北海道)、5位となった「不揃い みたらし団子風バウム」(京都)の商品化、発売を予定している。