「Shiseido Kitchen Lab 」が提案する「BEAUTY YAKUZEN」

【写真】季節ごとに内容が変わる「BEAUTY YAKUZENプレート」

化粧品メーカーとして知られる資生堂が、最先端の資生堂サイエンスを活用し、肌・身体・心の美と健康をつくるための「Shiseido Kitchen Lab(シセイドウ キッチン ラボ)」を横浜にオープンした。

■コンセプトはBEAUTY YAKUZEN

【写真】季節ごとに内容が変わる「BEAUTY YAKUZENプレート」

Shiseido Kitchen Labはみなとみらい線新高島駅からすぐの所にある「資生堂グローバルイノベーションセンター」の1階にオープン。店舗が提供するのは、肌・身体・心の美と健康をつくる新しい食体験。着目したのはすべての食べ物には薬と同じような効能があるという“薬食同源”の考えをもつ薬膳。Shiseido Kitchen Labでは薬膳をベースに、季節に合わせた食材を取り入れた料理やスイーツを提供。季節ごとに感じる体の変化に向き合う、薬膳のエッセンスを取り入れた食体験ができる。

「生姜香る参鶏湯」

薬膳は、季節に合わせた体の変化に向き合いながら、自然の食材を取り入れることで身体のバランスを整える食事法。「BEAUTY YAKUZEN」では、古くから東洋に伝わる薬膳の考え方と、資生堂独自の肌・身体・心のサイエンスを掛け合わせ、季節ごとの美容の悩みに合わせたメニューを提供する。

「薬膳カレー 4種のハーブとポーク」

体にやさしい薬膳茶

Shiseido Kitchen Labで食べられるのは季節限定メニューと通年メニュー。季節限定メニューはその時期に感じやすい体や美容の悩みにアプローチするような内容になっている。食材が持つ栄養素やそれが健康や美容にどのような働きを持つかを考え、薬膳研究を専門とする資生堂の研究員がメニューを監修し、おいしくて体に優しい組み合わせを楽しめる。

■季節ごとの肌や体の悩みに合わせたメニュー

「BEAUTY YAKUZENプレート お魚(海老と帆立のハーブ春巻き)」

たとえば、1・2月は乾燥が気になる時期。肌のかさつきやハリの低下を感じるという悩みが。肌のかさつきの原因のひとつは血流の低下。食事から血流をUPさせる要素を摂って、悩みにアプローチするというわけだ。「BEAUTY YAKUZENプレート」(1870円)はメインを肉か魚から選べ、1・2月は「豚肉と蓮根の豆鼓蒸し」と「海老と帆立のハーブ春巻き」。どちらをチョイスしても季節の肌や体の悩みに寄り添う内容になっている。

「BEAUTY YAKUZENプレート (豚肉と蓮根の豆鼓蒸し)」

メインはもちろん、副菜となるデリやスープも薬膳の考えに基づくものになっている。1・2月は、「百合根と銀杏、三つ葉のフラン」、「菊芋と里芋のスパイス焼き」、「ナツメとクコの実のラペ」、「金柑と春菊、黒キヌアのサラダ」の4品。野菜たっぷりで薬膳食材も取り入れた、季節の悩みを考えられたラインナップ。さらに食材をまるごと摂るという薬膳の基本に沿って、ご飯は五分搗き米に。玄米よりも食べやすいが、ビタミンやミネラル、食物繊維などが含まれ、白米よりも栄養価が高いのが特徴。

冬の「BEAUTY YAKUZENパフェ」

食事メニューだけでなく、スイーツも季節に合わせた薬膳素材を使用。一番のおすすめは「BEAUTY YAKUZENパフェ」(2530円)。冬のパフェは「紅の冬」がデザインコンセプトの「苺&金柑とほうじ茶チャイアイスのパフェ」。肌のかさつきが気になる今の時期に合わせ、白きくらげやザクロ、ニンジンなど肌にうるおいを与えるとされる薬膳食材をたっぷり取り入れている。アイスにはほうじ茶やチャイのスパイスといった体を温める素材をプラス。気血の巡りをよくすると言われるバラの花びらを添えて、まさに冬にぴったりのデザートになっている。

「ベリーとくるみのソイマフィン」(左)と「柑橘と黒豆のガトーショコラ」(右)

定番のスイーツメニューや、薬膳茶など、すべてのメニューが肌や体のことを考えられていて、見た目の美しさにもこだわる。実際に食べれば、美と健康の基本になることを実感し、薬膳の新しい魅力を体験できる。おいしい食事やスイーツを食べて自分の体と向き合うきっかけにしてみては。

※時間帯によって提供メニューが異なります。

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