外食先で女性特有の大ピンチ!“おもらし”をどう乗り切る⁉

【漫画】絶体絶命の生理の“ピンチ”に優しくしてくれたのは…?

フリーランスのライターとして活躍している福岡在住の仁田茜(@nickey_FUK)さん。情報誌や企業会員誌などの記事制作をする傍ら、好きが高じてイラストや漫画も描いている。最近では、日常から「ひっと出た(はみ出した)」気になる出来事を漫画で紹介したブログ『ニッキーの「何かひっと出とるよ」』が女性を中心に共感を得て、注目を浴びている。今回は、そんな仁田さんに、漫画に描かれた実体験のエピソードなどについて話を伺った。

■外出先での生理のピンチを救われた実話に心温まる

生理の日の外出は万全の対策をしても不安がつきものだが…

何事もなく無事に食事を終えたと思ったら!「どば〜っ」と生あたたかい感触が…

「絶対おもらししてるパターン‼」お店の座布団にも血が…!

なかなか書きづらい生理の失敗談を選んだ理由としては、困り果てていたとき、見知らぬ人の優しさに助けられた感動をどこかに残しておきたいと思ったことがきっかけ。特に生理って人それぞれだということを多くの人に認識して欲しいとも語っていた。

仁田さんはブログ内で自身の「過多月経」について触れていて、漫画という形で「子宮全摘が決まるまで」の流れを描いている。5年前に子宮全摘手術を受けた体験談を誰でも読める形に残しておきたかったことがきっかけだったそう。子宮全摘が決まった頃は「これから私の人生どうなるんだろう?」という不安でネットで経験談を探し回っていた記憶があると話す仁田さん。同じように不安に思われている方には参考になるはず。「当時は辛いことだけでなく、驚きや『なにこれ!』と思えるような面白い出来事もかなりたくさんあったので、悲しい、辛い、だけでなく、クスリと笑ってもらえるような話になると思います」と語った。

「過多月経」で悩まれている方へ向けて「私が経験者として伝えたいのは、誰かに何か言われても、「生理がちょっと重いくらいで落ち込む自分は弱い、甘えてる」とは絶対思わないでほしいということです。辛いものは辛いですよね。『辛い、嫌だ』って声に出して、助けてくれる人を素直に頼っていいよ‼」とメッセージを寄せた。

生理の話に限らず、パワハラや性被害なども同じで、世の中がもっと、人と比べて我慢しなくていい、「辛い!」と言いやすい、みんながお互い助け合える雰囲気になることを願っている仁田さん。今後は、取材・体験した内容をコミックエッセイにする仕事をやってみたいという。これからの作品にもぜひ注目したい。

取材協力:仁田茜(@nickey_FUK)

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