森永乳業が販売するクリームチーズの「フィラデルフィア」シリーズから、ちょっぴり贅沢なデザートチーズが登場した。140年以上の歴史があり、売り上げ世界1位(※)を誇るクリームチーズブランドが新たに手掛けるデザートチーズは一体どのような商品なのだろうか?
【写真】頑張った家族や恋人へのプチギフトとしてもぴったり?心が温まるメッセージや絵柄が描かれた個包装を見る
※ユーロモニターインターナショナル調べ:乳製品及び乳製品代替品2025年版 小売販売額ベース スプレッドチーズカテゴリー 2024年
ロングセラー「フィラデルフィア」シリーズからデザートチーズが新登場!
「フィラデルフィア」シリーズのクリームチーズとデザートは相性が抜群で、そのままデザートとして食べられるほか、スイーツ作りの材料にも使われてきた。また、近年デザートチーズは売上金額が増加しており、チーズ全体と比較しても市場を上回る成長が続いている。そこで、市場の伸長に合わせて開発されたのが、新商品の「フィラデルフィアデザート」だ。
■短い「自分時間」にデザートチーズはぴったり?
「フィラデルフィアデザート」のターゲットは、仕事や家事・育児とプライベートの境界線が曖昧で、一日をリセットできていないと感じている大人とのこと。森永乳業が独自に行った調査では、約4人に1人が、仕事や家事終わりにリラックスするための「自分時間」を1時間未満しか取得できていないことが判明した。
大人になるとリラックスできる時間も減ってくる
「自分時間」を十分に取れている人の数も少ない(森永乳業調べ)
また、「自分時間」の過ごし方として、スマホや動画を見るほか、おいしいものや甘いデザートを食べることで充実させる人が多くいることも判明した。
自由時間の過ごし方(森永乳業調べ)
そこで、「自由時間」となりやすい夜に、短時間で「癒やし」を得ることができるようにという想いが、今回の「フィラデルフィアデザート」には込められているそうだ。「ながら食べ」でスマホや動画を見ながら気分転換をしつつ、デザートチーズの甘さでリフレッシュができるようにと、個包装には持ち手が付いている。
森永乳業が特許も取得している、便利な持ち手付き個包装
■「フィラデルフィアデザート」を実食してみた
新発売の「フィラデルフィアデザート」では、通年販売の「クリームチーズと2種のドライフルーツ&ナッツ」と、春夏限定の「クリームチーズと2種の柑橘ピール&ナッツ」の2種類の味が登場した。今回は両方の味について、実際に商品を試してみた。
まず試したのは、「クリームチーズと2種のドライフルーツ&ナッツ」。チーズ部分は、クリームチーズをメインに北海道産マスカルポーネを使用しており、濃厚クリーミーな味わいが特徴的だ。さらに、落ち着いた甘酸っぱさや、隠し味のブランデーによって引き立つコクなども相まって、チーズだけでも十分デザートとして満足できる味わいに仕上がっている。
そこに加わるのが、ザクザク食感のナッツとさわやかな酸味のクランベリーやオレンジピール。一口噛むとふんわり溶けるようなクリームチーズとは対照的に、具残りがいいナッツの存在感が際立ち、異なる具材の複合食感で贅沢さを感じることができる。さわやかなクランベリーやオレンジの酸味も、存在感が強すぎず弱すぎずで、クリームチーズとお互いに引き立てあっている。
「クリームチーズと2種のドライフルーツ&ナッツ」
次に試したのは、季節限定の「クリームチーズと2種の柑橘ピール&ナッツ」。こちらもチーズは「2種のドライフルーツ&ナッツ」とほぼ同じものだが、隠し味にはキルシュ(チェリーリキュール)が使われており、さくらんぼの香りがふんわりと感じられる。
「2種のドライフルーツ&ナッツ」に比べて、チーズ自体の甘さが少し増して、デザート感がかなり強くなっているかと思いきや、酸味が強いレモンが入ることによって後味がさわやかになり、さっぱりとしたデザートとして完成しているところが特徴的だ。これから暖かくなり、夏が近づいていくにつれて、夜の涼しさに合わせて楽しみたくなるような一品に仕上がっている。
「クリームチーズと2種の柑橘ピール&ナッツ」
甘すぎない「フィラデルフィアデザート」は、そのまま食べるだけでなく、“大人のデザートタイム”にふさわしく、コーヒー、紅茶、ワイン、甘いお酒などに合うようにも仕上がっている。また、チョコビスケットまたはクッキーで挟んだり、生ハム、はちみつ、ブラックペッパーなどと合わせたりして、お酒のおつまみとしても楽しむことができるだろう。好きな飲み物と合わせて、自分好みのペアリングを探してみるのもおすすめだ。
パッケージにも「癒やし」を感じるための一工夫がなされている。個包装には「いつもありがとう」や「今日もおつかれさま」といった一言や、かわいらしいイラストが描かれており、一日頑張った自分や家族へのプチプレゼントとしてもぴったりだ。
かわいらしいパッケージは全12種類存在する
パッケージには心が温まるメッセージや絵柄が!
また、両商品ともチーズと具材の相性が抜群なのだが、担当者いわく開発には苦労もあったとのこと。チーズやフルーツ・ナッツを高速で攪拌させる製造工程のなかで、チーズのなめらかな物性と具材の贅沢な食感を両立させるために、「回転速度」「時間」「原料を入れるタイミング」などの試行錯誤が必要だった。攪拌が強すぎるとチーズの物性が固くなり、具残りも悪くなる一方、攪拌が弱すぎると、チーズの物性がもろくなり食感がベチャッとなるなど、開発は難航した。最終的に、なんと研究所での試作や工場でのテストを延べ100回以上実施することで、最適な製造条件を見つけることができ、今回の販売までたどりついたという。
至高のデザートチーズ「フィラデルフィアデザート」は、味や食感、パッケージすべてに「自分時間」を充実させるための工夫がたくさん詰め込まれて完成した。そんなデザートチーズで、夜の「自分時間」に一日を締めくくるための「癒やし」を感じてみてはいかがだろうか?
【フィラデルフィアデザート 商品詳細】
■商品名:フィラデルフィアデザート6P クリームチーズと2種のドライフルーツ&ナッツ・フィラデルフィアデザート6P クリームチーズと2種の柑橘ピール&ナッツ
■内容量:各90グラム
■保存方法:10度以下で冷蔵
■エネルギー:各1個15グラム当たり51キロカロリー
■主要売り場:スーパーマーケット、一般小売店
■希望小売価格:450円(税別)
■販売日:2025年3月1日より全国にて発売
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
※洋酒由来のアルコールが0.5パーセント未満含まれています。お酒に弱い人は注意してください。
※「フィラデルフィア」はモンデリーズ・インターナショナルグループにより、森永乳業が使用許諾されている商標です。
文=平岡大和