タレントの安田美沙子さんと産婦人科医の岡田有香先生が、不妊治療についてトーク。不妊治療経験のある安田さんに、ご自身の不妊治療についてお聞きしました。

不妊治療で辛いときは、自分なりに気分転換を

安田:不妊治療は、病院に数えきれないぐらい通わなくちゃいけないし、採卵も何日の何時に自分で注射を打つとか決まっていたり、いろんな治療がありました。がんばってもできなかったときは本当に辛かったです。

岡田:そういうときどのように過ごされたんですか?

安田:メンタルコントロールですね。もう、無になりました(笑)。でも、病院の帰りに、自分にご褒美をあげたりしてました。甘いものとか、服とか買ってみたり(笑)。少しでも楽しいことをしないとがんばれなかった。

岡田:ご主人も前向きでした?

安田:ぶつかりましたね(笑)。女性の方が結果的に病院に通う回数も多かったりするから、あまり自分ごととして考えてもらえなかったのかな。毎日ケンカしていました。ある時、「私だけの問題じゃなくて、二人の問題だよ」と叫んだ時があって。そしたら主人もハッとして、「そうだ。これは二人の問題だ」って気づいた瞬間があって、そこから変わった気がします。

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