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筆者の友人H子の義母は、とにかくモノを捨てられない人。
家族に注意された義母は「いいもの譲るわ」とH子に明らかな不用品を押し付けるように。
そのとき、夫が予想外の行動に!?
モノを捨てられない義母
義母は良い人だが、とにかくモノが捨てられない性格の持ち主。
義父や義姉がモノを溜め込む義母に対して
「いい加減モノを減らして」
と注意。
そんな義母が目をつけたのが我が家でした。
「いいもの譲るわ」→持ってきたのは!?
「H子さん、いいもの譲るわ!」
わざわざ我が家に義母が持参したのは、いつの時代? というパーティードレス。
「ブランドもので高かったのよ。今はビンテージドレスっていうのかしら? 小学校の謝恩会に着ていくといいんじゃない?」
と義母は自信満々。
しかし、どこの大物歌手かと思う肩パッド入りのラメドレスを娘に見せて
「これママが謝恩会で着ていくの、どう?」
と聞いてみると
「これ着て参加したら、口きかないから」
と言われる始末。
次々と不用品を持ち込む義母→夫に相談すると
そのほかにも壺、掛け軸、鍋、古い携帯電話など、どう見ても不用品であるものを
「すごくいいから!」
と強引に我が家に持ち込む義母。
困り果てて、夫に相談したところ
「意外とレアなものが売れるんだよ」
とフリマアプリにそれらを出品し始めました。
「さすがに誰も買わないでしょ」
と呆れていたところ、すぐに買い手がついてびっくり。
なんと一番最初に売れたのはあのドレスでした。
後日、義母に
「ドレスはどう?」
と聞かれ
「どうしても欲しいって人がいたので譲りました。やっぱり分かる人には良さが分かるんですね」
と言うと
「まあ! やっぱり! 良いものって分かっちゃうのよね!」
と大喜び。
その後も義母がどんどん譲ってくるものを夫がフリマアプリで売り捌き、ある程度売れたところで義母に「お礼の品です」と売り上げの一部で好物のお菓子を贈りました。
不用品もどんどんなくなっていき、結果としてお互いにとって良い結果に。
便利なフリマアプリに感謝です。
【体験者:40代・主婦、回答時期:2025年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。