2025年の大阪・関西万博の開催により、大阪では新しいお土産スイーツが続々と登場しています。​今回は、伝統と革新が融合した注目のスイーツをご紹介します。

職人手作りのカラフルゼリー!みどり製菓株式会社「ミャクミャクゼリー缶」

まずは大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」をモチーフにしたお菓子。大阪の老舗菓子メーカー・みどり製菓株式会社が開発した「ミャクミャクゼリー缶」は、万博の思い出を詰め込んだカラフルなスイーツです。

ミャクミャクといえば、赤と青の独特なフォルムが特徴的。そんなミャクミャクが職人の手作業で細工ゼリーとして再現されています。ゼリーが入った缶にもミャクミャクの可愛いプリントが施されており、開ける前からワクワクが止まりません!

さらにこのゼリー缶には、さらに面白い仕掛けが!実は「大当たり」として、とってもリアルな【3Dミャクミャク】ゼリーが入っていることもあるのだとか。作るのがとても大変だそうですが、その分、見つけたときの喜びはひとしおです。

「ミャクミャクゼリー缶」は、みどり製菓のホームページやオフィシャルストア、お土産屋さんなどで取り扱い中。手作りにつき大量生産が難しいとのことなので、見かけたら即ゲットがおすすめです。

About Item
商品名:ミャクミャクゼリー缶
通常価格:4個入り 1,000円(税別)
販売場所:なにわ名物いちびり庵各店舗、MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店、あべのハルカス近鉄本店2025大阪・関西万博「オフィシャルストア」、ホテルニューオータニ大阪、みどり製菓公式ホームページ等

これぞ大阪!株式会社ダイヤが手掛けるベーカリーから「おかんパン」

大阪の地元密着型ベーカリー「クックハウス」から誕生した話題の新名物パン。その名も「おかんパン」です。毎日3,000個売れる大人気のミルクパンをベースに、大阪の象徴とも言える“おかん”の焼き印を押したインパクト抜群の一品。関西万博を見据え、大阪の新定番土産として展開中です!

大阪のおかんといえば、ちょっと口うるさいけど、めちゃくちゃ面倒見がいい存在。そんな愛すべきおかんをイメージした焼き印が押された「おかんパン」は、見た目からしてユーモアたっぷり。思わず「これ、大阪やな~!」と言いたくなるデザインです。

もちろん作り方も、職人のこだわりがたっぷり。ふわふわの層をつぶさないように手切りし、焼き上げられたパンは、噛めば噛むほどじんわり広がる優しい甘さが魅力です。

販売はクックハウスの阪急三番街店・あべのキューズモール店・なんばウォーク店など、全20店舗で販売中。2025年の大阪・関西万博に向けて、全国の人に大阪の“おかん”の温もりを届ける新たな定番土産となるか、今後の展開が楽しみです!

About Item
商品名:おかんパン
通常価格:1,080円(税込)/ミルク3個・チョコ3個/1箱(箱サイズ:85×220×70㎜)
販売場所:クックハウス阪急三番街店・あべのキューズモール店・なんばウォーク店などをはじめとする全20店舗

大阪発祥のスパイスカレーをヒントに誕生!むか新の「ザ・カレーサブレ」

大阪・泉佐野の老舗菓子店「むか新」が手がける「ザ・カレーサブレ」は、スパイスカレーの本格的な味わいを再現した、ありそうでなかった新感覚の大阪土産です。大阪発祥とされるスパイスカレーに着想を得て、昭和54年創業の「キャニオンスパイス」とのコラボレーションにより誕生しました。21種類ものスパイスを使用し、菓子としての甘さとスパイスの風味が絶妙に融合した一品です。

「むか新」では、これまで「こがしバターサブレ」や「泉州たまねぎサブレ」といった焼き菓子を作り続けてきました。その技術を活かし、ザ・カレーサブレもサクサクとした食感に仕上がっているそうです。小麦の配合や焼き加減にこだわり、スパイスの風味を最大限に引き出したのだとか。お茶やコーヒーとの相性はもちろん、ビールなどのお酒のおつまみにもおすすめです。

「ザ・カレーサブレ」はJR新大阪駅、関西国際空港の土産物店にて販売されます。「むか新」の伝統とスパイスの魅力が詰まった「ザ・カレーサブレ」を、ぜひ大阪のお土産として手に取ってみてください。

About Item
商品名:ザ・カレーサブレ
通常価格:3枚入375円 8枚入1,000円 12枚入1,500円(全て税込)
販売場所: JR新大阪駅 幹線南改札内「PLUSTA Gift」、関西国際空港 国内線第一ターミナル内「関西旅日記」

新しい大阪土産文化を創出する「大阪ええYOKAN」

和菓子への想いを大切にする「髙山堂」と、クリエイティブチーム「demo!expo」が立ち上げた新ブランド「大阪ええYOKAN」。このブランドは、ようかんの「YOKAN(ようかん)」を「予感」とかけ、「贈る相手を思うお土産としてのええ予感」、「口に入れるまでのええ予感」、そして「2025年の大阪に対する未来へのええ予感」を形にした、新しい大阪土産の創出を目指しているそうです。

大阪ええYOKANの人気シリーズは、大阪の魅力を表現しながら、菓子職人の技術を披露する場として「パビリオン」をイメージしたキューブ型ようかん。関西の和洋菓子店10店舗と高校1校、大学1校がプロデューサーとなり、30種類以上の“ええ予感”あふれるようかんを共創してきました。

例えば、万博のイメージカラーである赤と青を使用し、「人類の進歩と調和」「いのち輝く未来社会のデザイン」などをテーマにした「2025かん」や、森永乳業のシールド乳酸菌®を使用し「健康」をテーマにした「いのちの輝きかん」など、未来社会に向けた新しい価値を提案するようかんが誕生しています。

About Item
商品名:大阪ええYOKAN「パビリオン」
通常価格:1個 378円~(税込み)
販売場所:大阪市内百貨店での催事販売(不定期)、万博夢洲会場内「大阪外食産業協会パビリオン「宴」1F(2025年7月13日~10月13日)

大阪らしい遊び心が詰まった「タイヨウノアメチャン」

2012年に「cafe太陽ノ塔」全店へケーキや焼菓子を提供するセントラルキッチンとして誕生した洋菓子店・太陽ノ塔洋菓子店。シグネチャー商品である“タイヨウノカンカン 10種 フラワー缶”は「婦人画報のお取り寄せ」で殿堂入りを果たし、多くの人々に愛されています。

2021年にはイートインスペースを併設する店舗へリニューアルし、店内での飲食も可能に。2022年には阪神梅田本店に初の百貨店常設店舗を出店、2024年6月20日からはJR新大阪駅新幹線改札内「Sweets PATIO」でも商品が常設販売されるなど、ますます広がりを見せています。

そんな太陽ノ塔洋菓子店が手掛ける「タイヨウノアメチャン」は、「あめちゃんいる?」と思わず誰かにあげたくなる大阪らしいネーミングが特徴。カフェで人気のポップでかわいいドリンクをイメージし、シュワっと爽やかな4つのフレーバーを楽しめるキャンディです。ビビッドなカラーが目を引くスリーブボックスに個包装8個入り。大阪ならではのお土産として、ぜひ手に取っていただきたい一品です。

About Item
商品名:タイヨウノアメチャン
通常価格:8個入 各480円
販売場所:太陽ノ塔洋菓子店(中崎町)、JR新大阪駅新幹線改札内 Sweets PATIO

まとめ

大阪のスイーツシーンは、伝統的な和菓子から斬新なアイデアの商品まで、多彩な進化を遂げています。​2025年の大阪・関西万博を控え、これらの新しいスイーツは訪れる人々にとって特別なお土産となることでしょう。​大阪を訪れた際には、ぜひこれらのスイーツを手に取って、その魅力を味わってみてください。

あかざしょうこ

ウフ。編集スタッフ

関西方面のスイーツ担当。1984年生まれ、大阪育ちのコピーライター。二児の母。焼き菓子全般が好き。特に粉糖を使ったお菓子が好きです。

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