シュトーレン界の革命児かも...。クリスピー・クリーム・ドーナツ、想像以上の味わいに感動。《編集部レポ》

(全5枚)

とある日、クリスピー・クリーム・ドーナツでティータイムを楽しもうと思った記者が、とっても珍しいユニークな限定メニューを見つけました。

それが、クリスマスシーズンに愛されるドイツの伝統菓子シュトーレン(シュトレン)をイメージしたドーナツです。

シンプルな見た目を裏切る本格派

こちらが、期間限定で登場している「Kome-Dough シュトーレン」。米粉が入った生地には、レーズンとベリー、シナモンなどの材料が入っています。袋から取り出すと、シナモンの香りがフワッとやってきました。本家同様、真っ白で繊細な粉砂糖もたっぷりとまぶされています。

この時点では、素朴で優しい味わいのシンプルなドーナツに見えますが、果たして……?

一口食べてみると、やってきたのは程よい爽快感とエキゾチックな雰囲気が漂うスパイスの風味。想像を超える本格的な味わいで、一口目の感動が忘れられません……。

シナモンがしっかりと効いていますが、スパイス特有の口が熱くなるような刺激はなく、鼻から抜ける華やかでほっこりする香りを楽しめます。

優しいスパイスケーキのような素朴な味わいで、粉砂糖の甘さが活きています。

生地に入っているレーズンは、ラム酒にじっくり漬けたような芳醇な味わいと香り。量はそこまで多くはないものの、一粒の濃厚さが、口にやってきたときに幸せを運んでくれます。

米粉を使った生地は、モチッ、しっとり、そしてさっくりとした歯切れの良い食感です。本家のシュトーレンは一切れでも重厚感のあるものが多いですが、その食べ応えを絶妙に残しつつ、軽やかがありました。

すべての食材が合わったとき、全身でクリスマスを感じます……! ドーナツとスパイスケーキの中間のような、ありそうでなかった新感覚のドーナツです。

価格はテイクアウトが334円、イートインが341円。

販売期間は25年1月6日まで(12月21日から25年1月5日までは販売休止)。
無くなり次第終了となるので、気になる人はお早めに。

東京バーゲンマニア編集部
Written by: 梅谷りな

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