Netflixシリーズ『地面師たち』完成報告会が2024年7月4日にザ・リッツ・カールトン東京で行われ、綾野剛、豊川悦司、北村一輝、小池栄子、ピエール瀧、大根仁監督が登壇した。
司会から、この日登壇している地面師たちが集まっているシーンの現場の感想を求められた小池栄子は「大人だなと思った。信頼はしているけど馴れ合わない距離感。本音はみんな、どう思ってるんだろうっていう探り合いみたいな感じを持ってその場にいることに、すごくゾクゾクしました」と回答。中でもハリソン山中を演じた豊川悦司は別格だったようで、「ハリソンとは10秒以上目を合わせたら殺られそうな感じの圧倒的な支配力があった。役者人生で感じたことのない恐怖を感じました」と続けた。
これには綾野も同意。「僕は（豊川と）2人きりのシーンって結構ありますからね。1人でハリソンさんに耐えるという」と笑いながら振り返っていた。
本作は、「地面師」の世界を本物のスリルで描くクライム・サスペンス。綾野剛と豊川悦司のW主演で、綾野が地面師詐欺の道に踏み込む男・辻本拓海を、巨額詐欺を率いる大物地面師・ハリソン山中を豊川が演じている。
【STORY】
再び土地価格が高騰し始めた東京。辻本拓海（綾野剛）はハリソン山中（豊川悦司）と名乗る大物不動産詐欺師グループのリーダーと出会い、「情報屋」の竹下（北村一輝）、なりすまし犯をキャスティングする「手配師」の麗子（小池栄子）、「法律屋」の後藤（ピエール瀧）らとともに、自身は「交渉役」として不動産詐欺を働いていた。次のターゲットは過去最大の100億円不動産。地主、土地開発に焦りを見せる大手デベロッパーとの狡猾な駆け引きが繰り広げられる中、警察が地面師たちの背後に迫る。次々と明らかになる拓海の過去とハリソンの非道な手口。前代未聞の綱渡りの不正取引、迫りくる捜査……果たして100億円詐欺は成功するのか？
Netflixシリーズ『地面師たち』は2024年7月25日（木）に配信開始となる。
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