『チャーリーとチョコレート工場』、『アリス・イン・ワンダーランド』のティム・バートン監督の最新作『ビートルジュース ビートルジュース』(原題:BEETLEJUICE BEETLEJUICE/配給:ワーナー・ブラザース映画)が9月27日に日本で劇場公開されることが発表され、第1弾日本版予告とティザービジュアルが解禁された。本作のヒロインとして、Netflixシリーズ『ウェンズデー』で世界中を虜にしたティム・バートンワールドの新ミューズ、ジェナ・オルテガ(21)が出演している。

 本作は、ティム・バートンワールドを世に知らしめた原点のひとつとも言える『ビートルジュース』(1988年)の35年後を描くホラーコメディ。ディズニースタジオのアニメーターとしてキャリアをスタートさせたバートンは、短編2本、長編1本(すべて日本劇場未公開)の監督を経て、30歳で『ビートルジュース』を監督し、自身初の全米初登場No.1を獲得。4週連続No.1、11週連続TOP10入りの大ヒットを記録し、「第61回アカデミー賞」メイクアップ賞を受賞。名実ともにハリウッドのヒットメーカーの仲間入りを果たすと、ビートルジュース役のマイケル・キートンと再びタッグを組んだ『バットマン』(1989年公開)で一気にその名を世界に轟かせた。

 ちなみに、『ビートルジュース』は1988年12月10日にティム・バートン監督作品として初めて日本で劇場公開された記念すべき“日本デビュー作”であり、当時、人気絶頂の漫才師だった西川のりお(73)を日本語吹替版のビートルジュース役に起用。アドリブで自身のギャグ「ツッタカター」を入れるなど、“映画史に残る伝説の日本語吹替版”として映画ファンの間では語られている。

 主人公のビートルジュース(マイケル・キートン)は、死後の世界で “人間怖がらせ屋” を営む推定年齢600歳のお騒がせ者。普段は死後の世界にいるが、名前を3回呼ばれると人間界に現れ、人間を怖がらせて家から追い払う、いわば地縛霊や座敷わらしのような存在だ。つまり、口に出してはいけない名前なので、まさに死後の世界の“A.R.E.”。

 前作『ビートルジュース』では、再婚した両親とともに新居に引っ越してきたディーツ家の1人娘で霊能力を持つリディア(ウィノナ・ライダー)が、ビートルジュースを人間界に呼び出してしまったことがきっかけで、新居からディーツ家を追い出そうとするビートルジュースによる幽霊騒動が起こる。そんなビートルジュースの長年の願いは、死後の世界から人間界に移り住むことなのだが、その方法はたった1つ、「人間と結婚すること」。彼は霊能力があり自分を怖がらないリディアに目をつけ、結婚を迫るも宣誓の直前で未遂に終わり、死後の世界に逆戻りするハメになった。

 最新作『ビートルジュース ビートルジュース』では、35年の時を経て母親になったリディアと1人娘のアストリッド(ジェナ・オルテガ)が騒動に巻き込まれる。相変わらず死後の世界で “人間怖がらせ屋” を営むビートルジュースだったが、実は彼には死後の世界に妻がいた!?身体をバラバラにされて何百年にもわたり封印されていた元妻・ドロレス(モニカ・ベルッチ)が復活し、ビートルジュースへの復讐を誓い、彼の捜索を始める。

 ドロレスの復活を知ったビートルジュースは復讐を恐れ、なんとかして人間界へ逃げ出そうと、今度こそリディアとの結婚を画策する。そんな中、1年で最も不気味なことが起こるとされるハロウィンの夜に事件が起きる。リディアの1人娘アストリッドがひょんなことから死後の世界に囚われてしまう。なんとかして娘を救い出したいリディアは、最終手段としてビートルジュースに助けを求めることに。図らずもハロウィンの夜にビートルジュースとリディアはお互いを必要とする状況になってしまう。

 解禁された予告編では、【人間怖がらせ屋】のビートルジュースが死後の世界と人間界をまたにかけて巻き起こす【ハロウィン史上最大の事件】が映し出されるとともに、鬼才・ティム・バートンのダークでファンタジックな世界観が炸裂。

 《その名前を3回呼んではいけないー》不気味な高笑いが轟くなかビートルジュースが人間界に降臨するところから映像は始まる。彼の野望は、死後の世界を飛び出して、楽しい人間界へ移り住むこと。そのためには、愛する人間リディアと結婚しなくてはならない。ある日、この無謀すぎる人間界移住計画にチャンスが到来する。リディアの娘アストリッド(ジェナ・オルテガ)が死後の世界に囚われたのだ! 結婚を条件に娘の救出を依頼されたビートルジュースはアストリッドを救い出し野望を果たすことができるのか!? ビートルジュースの何やら因縁ありそうな元妻ドロレスも登場し、死後の世界と人間界をまたにかけた大騒動に。ハロウィンの夜に訪れる衝撃の結末とは−−?

 ビートルジュースと何やら因縁がありそうな追うバラバラの身体をホッチキスで繋ぎ合わせた元妻・ドロレス、彼女を追う頭の半分が丸出しのウルフ、しぼんだ風船のような男、スマホ画面に顔を吸い取られる人々などティム・バートンの世界を体現する独創的なキャラクターたちが縦横無尽に大暴れ。くわえて、軽快に踊るアストリッドの姿も映し出され、“ウェンズデー・ダンス”で世界を虜にしたジェナ・オルテガの新たなダンスシーンにも注目が集まる。

 また、第81回べネチア国際映画祭のオープニング作品に選出されたこともあわせて発表となった。

 世界が待望するティム・バートン監督最新作にしてティム・バートンワールドのすべて詰まったハロウィン史上最大のお騒がせホラーコメディがついにこの秋公開する!

監督: ティム・バートン
出演: マイケル・キートン、ウィノナ・ライダー、キャサリン・オハラ、ジャスティン・セロー、モニカ・ベルッチ、ジェナ・オルテガ、ウィレム・デフォー
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C) 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
公式サイト: beetlejuicemovie.jp
#ビートルジュース

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