原作・押切蓮介のホラー漫画『サユリ』が、映画『貞子vs伽椰子』(2016年)、『不能犯』(17年)などで知られる白石晃士監督によって実写映画化、8月23日より全国公開される(配給:ショウゲート)。

 累計20万部を突破し、異能・押切蓮介のホラー表現到達点と呼ばれるホラー漫画『サユリ』は、とある家族が夢のマイホームへと引っ越した途端、次々と不可解な現象に襲われるというストーリー。

 原作者の押切にとって、自身の作品の中でも「一番好き」と語るほど思い入れのある作品だ。また、これまでに映像化された押切作品は、ゲーム×ラブコメとして大ヒットを記録した『ハイスコアガール』(現在、月刊ビッグガンガンにて続編[ハイスコアガールDASH』が連載中)のアニメ化や、トラウマ級のサスペンスとして話題を呼んだ『ミスミソウ』の実写映画化などがある。

 今回の『サユリ』は、“こんな邦画ホラーがあればいいのに…”と考えながら自ら描き上げたホラー漫画ということもあり、満を持しての実写映画化に期待が高まる。

 そして監督は、大ヒットホラー『貞子vs伽椰子』や、松坂桃李主演のサスペンススリラー『不能犯』などの白石晃士。これまでに、幽霊、呪い、オカルト、モキュメンタリーなど様々なジャンルのホラー作品を数多く手掛けてきた、まさに“ホラーを知り尽くした映画監督”である。最新作『サユリ』で、白石監督は“恐怖”をどのように描くのか−。この夏、《期待度MAX》のホラークリエイタータッグによる新たな“最恐傑作”が誕生する。

 深夜、家族全員が寝静まる中、「兄ちゃん、トイレ行きたい」と目を覚ます弟・俊。深い眠りにつき起きない兄・則雄に痺れを切らし一人でトイレへ向かうさなか、不穏な空気と何かの気配を感じ足を止める。するとその気配の先にいたのは、自室で寝ていたはずの姉・径子だった。「お姉ちゃん?」と声をかけながら近寄る俊だが、径子からの返答はなく、魂を抜かれたような表情で一点を見つめる姿に不穏な様子が伺える。そして径子が俊の頭を撫でるかのように手を伸ばした途端… 果たして俊は無事なのか !?姉・径子を演じる森田想の怪演にも要注目だ。

配給:ショウゲート
監督:白石晃士
原作:押切蓮介「サユリ 完全版」(幻冬舎コミックス)
公式サイト:sayuri-movie.jp
公式X:@sayurimovie2024 #映画サユリ
(C)2024「サユリ」製作委員会/押切蓮介/幻冬舎コミックス

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