名優ジャンヌ・モローが監督した知られざる3作品『リュミエール』『思春期』『リリアン・ギッシュの肖像』日本版予告編が解禁!

映画史にその名を刻む、フランスを代表する「女優」ジャンヌ・モロー(1928-2017)。

オーソン・ウェルズ、フランソワ・トリュフォー、ルイ・マル、ルイス・ブニュエルら「巨匠」「名匠」たちと共に数々の名作に携わった彼女の映画への情熱と好奇心に満ちた創造力は、「映画監督」としても発揮された。

40歳代で初めて監督を務めたモローは「私は女たちを称賛している。ありのままの姿を彼女たちに示そうと思った。男たちが示す形ではなく」と語った。その言葉通り、彼女の映画には様々な年代の女性たちの率直な言葉や飾り気のない姿が映し出されている。70年代から80年代にかけて作られた、女性(たち)をめぐる3つの監督作品を一挙公開!

監督第一作『リュミエール』とドキュメンタリー作品『リリアン・ギッシュの肖像』は日本の劇場では初めてのロードショーとなる。

監督デビュー作『リュミエール』は女優4人を主人公に映画業界を内部から描く作品で、モロー自身の半生を彷彿とさせる。女優の一人サラ役をモローが演じている。ドイツの名優ブルーノ・ガンツが出演し、タンゴを革新した作曲家アストル・ピアソラが音楽を担当。

『思春期』は戦争の影が迫る1939年の夏、少女マリーの忘れられない夏休みを丹精込めて紡いだ傑作。伝説的な女優シモーヌ・シニョレが孫を優しく見守る祖母役で出演。日本では1986年に『ジャンヌ・モローの思春期』のタイトルで劇場公開された。

『リリアン・ギッシュの肖像』は「歴史的女優」リリアン・ギッシュに迫るドキュメンタリー。ギッシュとの対話から浮かび上がる映画の歴史と好奇心に満ちた人生に胸が熱くなる。映画史の影に隠れていたモロー監督作は、女性たちのありままの姿がいきいきと映し出され、今こそ現代的な視点で見返すべき傑作群といえる。

この度解禁された日本版予告編は、タバコの煙を消したジャンヌ・モローが「準備万端!」と微笑む『リュミエール』の1シーンから始まる。

『リュミエール』からはピアソラの音楽に乗せて、ヴァカンス中の女たちの伸び伸びとした姿が描かれ、『思春期』からは少女マリーが田舎の夏休みに大人の世界を垣間見てしまう様子が映し出されている。そして『リリアン・ギッシュの肖像』からは1983年当時のギッシュの姿と力強い語りが切り取られている。
『映画作家 ジャンヌ・モロー』は2024年10月11日公開

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