ワン・イーボー主演最新作『熱烈』が9月6日より彩プロ配給にてTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開される。

 ブレイキン全国大会でトップを目指すひたむきな青年が、挫折しながらも夢に向かって突き進む純度100%の青春感動物語『熱烈』。主演は2019年放送のドラマ『陳情令』で大ブレイクしたワン・イーボー(王一博)。トニー・レオンとW主演の『無名』(5月3日公開)、6月28日公開の『ボーン・トゥ・フライ』、そして9月6日公開の『熱烈』と主演3作品が連続公開される2024年はまさに“ワン・イーボー・イヤー”、そのラストを飾る作品が『熱烈』だ。

 この度、キャスト、スタッフが一丸、燃えるチームスピリットが生んだ青春映画の新たな傑作誕生を伝えるメイキング映像が解禁となった。

 映像は、「ようこそ2022年度のストリートダンス全国大会へ」という開会宣言で始まる。プロダンスチーム“感嘆符!”のコーチ、ディン・レイを演じたホアン・ボーは「作品を語る必要はない、大事なことは見れば伝わる。観客は映画館で熱烈に心を動かされるはずだ」と、スタッフ、キャストが一丸となって作り上げた『熱烈』に大きな自信をみせ、劇中で披露される大迫力のダンスシーンが連続して映し出される。

 美術指導を務めたトゥー・グアンユーは「熱く活気に満ちた映像だが実際の撮影は困難を極めた。どのセクションも限界への挑戦を経験した」と語り、圧巻のダンスバトルをカメラに収めるべく舞台裏で奮闘するスタッフたちの姿が捉えられていく。

 監督のダー・ポンは「この作品は登場人物が多くダンスシーンなど調整すべき問題も多かった。10数人の動きを計算しないといけないんだ。撮影、美術、衣装、振り付けも同じ。集めたのは私が信頼できると感じた各業界で第一線にいるスタッフばかり。全国大会のシーンは熱かった。撮影には10数日かけ、全国のダンスチームを集めた」と、最高峰のスタッフを招集、長丁場の撮影を経てダイナミックなパフォーマンスをカメラに収めることができたと明かす。

 撮影最終日。監督が「クランクアップ!」と叫ぶと、『熱烈』の撮了に現場は大いに沸き、誰も帰ることなく踊り続けた。その様子をホアン・ボーは「興奮したね。みんなが叫び、走り、飛びはねて熱くなった」と振り返る。

 感嘆符!を取材する新米記者リーを演じたラレイナ・ソンも「なぜかうれし涙があふれて抑えきれず流れ続けた」と心震えたそう。

 ダー・ポン監督は“踊れ”とはやしたてられたが踊れないからと、キャストやスタッフが身も守る中でロンダートを華麗に披露し場を盛り上げた。「躍れるスタッフもそうでない者もなぜか現場ではみんな躍った。イーボーが機材を持ってカメラマンを撮影してたよ。熱烈だった。まるで夢みたいだったね」と主演のワン・イーボーのお茶目な一面を明かし、ダンス未経験のスタッフたちもが“熱烈”な想いをダンスに重ねて披露した。

 チェン・シュオの母を演じたリウ・ミンタオは「希望に満ちた熱い人々の姿にきっと心を打たれる」と期待を込める。ワン・イーボーも「チェン・シュオが存在できたのはスタッフのおかげだ。みんながチェン・シュオだよ」と続け、スタッフたちの支えによって“チェン・シュオ”を演じ切ることができたのだと感謝の想いを語る。

 「感嘆符は負けない」「おじけづくな」と監督の演技指導に続けて、チームの仲間たちを鼓舞し続けるコーチを演じたホアン・ボーが「幸せとは追い求めること。人は何かを追い求めるべきなんだ。実に勇敢で熱烈だ」と熱く語り、キャストと監督とが熱い抱擁を交わす感動的なシーンが映し出されていく。

 クランクアップを迎えたキャストたちの「本当に名残惜しい」「みんな大切な人ばかり」「仲間が恋しいよ」という達成感に溢れながらも長い撮影期間を支え合った仲間との別れを惜しむ声が紡がれ、映像の最後にはキャスト、スタッフが一堂に会し『熱烈』コールをする姿で締めくくられる。

監督:ダー・ポン
出演:ワン・イーボー、ホアン・ボー、リウ・ミンタオ、シャオ・シェンヤン、ラレイナ・ソン
ワン・フェイフェイ 脚本:スー・ビョウ、ダー・ポン 撮影:ルイ・ジョン
2023/中国/中国語/シネマスコープ1:2.35/124分/原題:熱烈/字幕翻訳:神部明世/配給:彩プロ/映倫G
©Hangzhou Ruyi Film Co., Ltd.

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