俳優の阿部寛が主演する映画『ショウタイムセブン』(2月7日公開)に出演する竜星涼、生見愛瑠が、撮影に使用した劇中番組「ショウタイム7」のセットをリポートしながら回るスタジオツアー映像が公開された。その中で、共演した阿部への思いも語っている。

 本作は、阿部が演じる元人気キャスター・折本眞之輔へ爆破犯からかかってきた1本の電話から始まる。犯人との一連の交渉を独占緊急生中継にて放送し、顔の見えない犯人の正体、その犯人からの真の目的や、折本への疑惑、隠された秘密など、犯人が仕掛ける7つの謎を紐解きながらその極限状態をリアルタイムに全国民にも拡散し、生放送と事件が同時進行するリアルタイム型サスペンス・エンタテインメント。

 竜星は、折本が降板した国民的ニュース番組「ショウタイム7」の現メインキャスター・安積征哉役、生見は事件に巻き込まれる新人アナウンサー・結城千晴役を演じる。

 今回のツアーで紹介されているスタジオは生放送が行われる本作の核となる舞台であり、正体が明かされていない犯人が爆弾を仕掛けた事件現場でもあるため、撮影は主にこの場所で行われた。「ショウタイム7」の顔として先頭に立つ竜星、初のキャスター役を演じた生見は原稿読みについては「本当に初めての経験すぎて、滑舌が…」「緊張しました」と口をそろえ、映画用に加え、本作ではニュース番組用のカメラもあるため、通常の撮影よりも台数の多いカメラにも驚きを見せたという。

 時事ネタや映画・音楽情報も扱う夜7時という最も注目される時間帯に放送される国民的なニュース番組らしく、高級感ただよう木を基調としたテーブルや椅子と巨大なモニター、また竜星がお気に入りであるというセットの内容が細かく書かれている生放送台本など、作品の装飾部分にも注目だ。

 そして今回は実際に報道に携わるスタッフが制作にも関わり撮影を行っているため、竜星は「本当にリアルな感じで緊張感がありましたね」「スタッフの皆さんも演じているというよりは、本職のプロの方たちの動きだったので自然とアナウンサーにさせてもらった感覚でした」と撮影を振り返る。生見も「本当に生放送みたいな感じでドキドキしました」とコメントしている。

 また阿部と初共演である生見は「本当に迫力がすごくて、現場もすごく緊張感があって勉強になりました」 と言い、過去ドラマで共演経験のある竜星は「阿部さんが真ん中にドンっといると、いい雰囲気で(撮影を)やらせてもらえますので、背中を追いかけていければと思います」と話していた。

 韓国で大ヒットを記録したソリッドスリラー『テロ, ライブ』(監督:キム・ビョンウ、主演:ハ・ジョンウ)が原作。映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』や大河ドラマ『おんな城主直虎』などを手がけた渡辺一貴が脚本・監督を務める。

■ストーリー
午後7時。ラジオ番組に1本の電話。直後に発電所で爆破事件が起こる。電話をかけてきた謎の男から交渉人として指名されたのは、ラジオ局に左遷された国民的ニュース番組「ショウタイム7」の元人気キャスター・折本眞之輔。突如訪れた危機を番組への復帰チャンスと捉え、生放送中のスタジオに乗り込み、自らがキャスターとして犯人との生中継を強行する。しかし、そのスタジオにも、既にどこかに爆弾がセットされていたのだった。一歩でも出たら即爆破という中、二転三転しエスカレートする犯人の要求、そして周到に仕掛けられた思いもよらない「罠」の数々。なぜ、折本は指名されたのか?犯人の正体と本当の目的とは?折本のすべての発言が生死を分ける。その極限状態がリアルタイムに全国民に拡散されていく—!

出演:阿部寛
監督/脚本:渡辺一貴 
原作:The film “The Terror, Live” written and directed by Kim Byung-woo, and produced and distributed by Lotte CultureWorks Co., Ltd. and Cine2000
配給:松竹 アスミック・エース
タイトル:ショウタイムセブン
(C)2025『ショウタイムセブン』製作委員会
公式X:@showtime7_movie(https://x.com/showtime7_movie)
#ショウタイムセブン

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