メル・ギブソンの『ハクソー・リッジ』以来、9年ぶりとなる監督最新作で、マーク・ウォールバーグが主演する映画『フライト・リスク』が、3月7日より全国公開される(配給:クロックワークス)。

 本作の監督を務めるのは、『リーサル・ウェポン』『マッドマックス』シリーズなどハリウッドの最前線で活躍する名優として知られながら、アカデミー賞5部門を受賞した『ブレイブハート』で監督としての才能も高く評価されたメル・ギブソン。第89回アカデミー賞作品賞ほか6部門へのノミネートを果たした『ハクソー・リッジ』以来9年ぶりの監督最新作となる。ギブソンが本作で描くのは、絶景の大地アラスカを舞台に、上空10,000フィートの航空機で繰り広げられる、命を賭けた予測不能の騙し合いの物語だ。

 主演は、『ディパーテッド』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた経歴を持ち、『トランスフォーマー』『テッド』シリーズなど名だたる大作で幅広い演技を見せてきたハリウッド屈指の演技派スター、マーク・ウォールバーグ。さらに『ダウントン・アビー』シリーズの長女メアリー役で知られるミシェル・ドッカリー、『スパイダーマン3』『インターステラー』のトファー・グレイスと、実力派俳優たちが脇を固める。

 この度、日本語吹替版ゲスト声優として相席スタートの参加が発表された。いずれも映画吹替初挑戦。ワケあり搭乗者たちの思惑が渦巻く地上10,000フィートの上空という、生死をかけた最悪の「相席」状態で駆け引きが繰り広げられる本作にちなみ、起用が実現した。

 山﨑ケイがドッカリー演じるハリス保安官補が所属する、連邦保安官事務所の職員「ジャニーン」役を、山添寛が未経験ながら飛行機操縦の必要に迫られたハリスを、航空無線越しにサポートする「通話相手男」役を務める。山添は航空無線が混線するというシーンで、本来なら技術スタッフが調整をかけるところ、自前で声が途切れ途切れになる様を演じ、「そのまま使えます」と評価された「セルフの混線具合」を自身の演技の注目ポイントとして語っている。

 山﨑が「緊迫感と迫力があり、ストーリーがどんどん展開していく」と語る本作だが、相席スタート二人の声にも注目しながらぜひ劇場で見届けてほしい。

 なお2月25日(火)には『フライト・リスク』日本語吹替版の完成披露試写会が東京・新宿バルト9で実施され、相席スタートが登壇する。応募の詳細は映画公式X(@FlightRiskJP)や、順次募集開始予定の各媒体でチェック!

■STORY
上空10,000フィート/タイムリミットまで残り90分/搭乗者全員ワケあり
史上最悪のフライトへようこそ—

 現場復帰したばかりのハリス保安官補(ミシェル・ドッカリー)は、重要参考人ウィンストン(トファー・グレイス)を、アラスカからニューヨークまで航空輸送する機密任務に就く。初顔合わせとなったベテランパイロットのダリル(マーク・ウォールバーグ)は、陽気な会話でハリスの緊張をほぐしていく。離陸した一行が乗る機体は、壮大なアラスカ山脈上空10,000フィートまで上昇。ウィンストンに証言をさせる裁判開始までのタイムリミットが気になるハリスだが、頼もしいダリルのお陰で順風満帆な航行になるかに思えた。一方、ひとり後部座席に繋がれるウィンストンが、足元に落ちていたパイロットライセンス証を何気なく見ると、そこには今目の前に座るパイロットとは全くの別人が写し出されているのだった—。

監督:メル・ギブソン(『ハクソー・リッジ』『ブレイブハート』)
出演:マーク・ウォールバーグ(『トランスフォーマー』『テッド』シリーズ)
ミシェル・ドッカリー(『ジェントルメン』『ダウントン・アビー』シリーズ)
トファー・グレイス(『インターステラー』『スパイダーマン3』)

2024年|アメリカ|英語|91分|カラー|シネマスコープ|5.1ch|原題:FLIGHT RISK|字幕翻訳:北村広子|配給:クロックワークス|映倫:G(一般)
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公式サイト:https://klockworx-v.com/flightrisk/
公式X:@FlightRiskJP #フライト・リスク

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