ようこそ、みんな大好き、悪夢の世界へ…『蒸気船ウィリー』のミッキーは実は“悪役”だった…?『マッド・マウス ~ミッキーとミニー~』本編映像一部解禁!
短編アニメ『蒸気船ウィリー』(1928)でデビューしたミッキーマウス。米国における著作権保護期間が2023年末で終了し、満を期して〝ミッキー史上初のホラー映画〟として登場。
“ヤツ”が猟奇的殺人を繰り広げるスラッシャー描写、逃げ場のない密室シチュエーションからのサバイバル、そして事件の全貌が明かされていくサスペンスフルな構成。さらに誰もが仰天する大ドンデン返しや数々のオマージュ描写など、娯楽映画としての醍醐味がギュッと凝縮した21世紀最大の問題作だ!
世界中で愛されているスーパースターのミッキーマウス。その鮮烈なるデビューは、1928年に公開された『蒸気船ウィリー』だ。改めて内容を見返してみると、そこには今では信じられない驚くべきミッキーの姿があった。
聞きなれたメロディーを口笛で軽快に奏でながら船を操縦するミッキー。一見船長のようにしか見えないが、実は本当の船長はのちに登場するピートであり、勝手に船を動かしていたのだ。当たり前のように怒られるミッキーだが、ピートが後ろを向いた瞬間に舌を出すなど反省した様子は一切見受けられない。一連を目撃していたオウムに笑われると、ミッキーは怒って水の入ったバケツをオウムに向かって投げつける。その後港に到着し、牛などを船に乗せて出発するのだが、ここからミッキーの大暴走が始まる。
通りかかった猫の尻尾を引っ張り、嫌がる声を出させ振り回し、吹っ飛ばしてしまう。さらにはアヒルの首を伸ばしたり、母親の母乳を呑んでいる子豚の尻尾を引っ張ったり、そこら辺にいた動物たちを楽器代わりにするのだ。ヒートアップしたミッキーは母親を揺さぶって子豚を振り落とし、残っていた子豚を蹴とばしてしまう始末。子供たちの目の前で母親の豚を楽器扱いした後は、牛の歯を叩いて音を奏でるという、まさに手が付けられない暴挙を繰り返す。そして、大暴れがピートにばれたミッキーはジャガイモを切る仕事に就かされるが、笑い者にしたオウムに向かってジャガイモを投げつけ大笑いするというエンディングを迎えるのだ。
今の人気ぶりからは想像もできないほどモラルに欠け、自己中心的なミッキーの姿に、邪悪な何かを感じざるを得ないのは時代柄なのかはたまた本当の姿なのか…。母親豚と子豚のシーンはあまりに残酷なためカットされているケースもあるという噂も。
また併せて解禁された本編映像では、『アメリカン・サイコ』をオマージュしながら著作権の切れたミッキーについて語り、男性二人が血祭りになるという、観るに堪えないシーンが公開。いい子にはもううんざり!という方にお勧めしたい最高潮に悪役で血まみれなミッキーが観られる。
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2 Comments
○害した後に、「ハハッ。」っと笑ったらウケると思う。
著作権切れたらこうなるか…