第97回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演女優賞、脚本賞、編集賞の最多5部門を受賞した映画『ANORA アノーラ』（2月28日より公開中）のショーン・ベイカー監督の来日が決定。そんな彼のフィーチャレット映像がこちら！
来日するのは本作の監督ショーン・ベイカーと、プロデューサーでパートナーでもあるサマンサ・クアン。2人は3月8日（土）にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで舞台挨拶、新宿ピカデリーでQ＆Aを実施する予定となっている。
ショーン・ベイカーのプロモーションでの来日は、『タンジェリン』『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』に続き7年ぶり3度目。これまでアメリカの性産業従事者やマイノリティをユーモアを交えて真摯に描き、世界中で称賛を浴びてきたショーン・ベイカーは、『ANORA アノーラ』では、ニューヨークを舞台にストリップダンサーとロシア新興財閥の御曹司の身分違いの恋という古典的な題材をリアルに映し出し、見事、監督賞に輝いた。
本映像は、ショーン・ベイカー監督が『ANORA アノーラ』の撮影について解説。ロシア新興財閥の御曹司イヴァンと結婚したはずの主人公のアノーラが、3人の男たちと寂れた海辺や夜の街をそぞろ歩く本編も挿入されている。照明はほとんど焚かず35ミリフィルムで撮影したという夕暮れ時のニューヨーク、コニーアイランドの風景は、息を飲むほど美しい仕上がりだ。
STORY
NYでストリップダンサーをしながら暮らす“アニー”ことアノーラは、職場のクラブでロシア人の御曹司、イヴァンと出会う。彼がロシアに帰るまでの7日間、1万5千ドルで“契約彼女”になったアニー。パーティーにショッピング、贅沢三昧の日々を過ごした二人は休暇の締めくくりにラスベガスの教会で衝動的に結婚！幸せ絶頂の二人だったが、息子が娼婦と結婚したと噂を聞いたロシアの両親は猛反対。結婚を阻止すべく、屈強な男たちを息子の邸宅へと送り込む。ほどなくして、イヴァンの両親がロシアから到着。空から舞い降りてきた厳しい現実を前に、アニーの物語の第二章が幕を開ける。
全国公開中
ビターズ・エンド ユニバーサル映画配給
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