ロバート・パティンソン、ベルリン国際映画祭Robert Pattinson attends the Mickey 17 premiere during the 75th Berlinale International Film...

Photo: Stephane Cardinale – Corbis/Getty Images

ロバート・パティンソンは、もうホラー映画のファンではないようだ。究極の使い捨てワーカーの反撃を描いた最新作『ミッキー17』でポン・ジュノ監督と初タッグを組んだ彼が、US版『GQ』のインタビューで明らかにした。「若い頃はダークな作品をたくさん見て、『クールだ』なんて思っていたけど、今は繊細になりすぎてしまった。歳をとるにつれ、こういう映画が怖くなった。逆だと思っていたから、おかしな話です。ホラー映画はもう観ることができません」

しかし俳優である彼にとって、避けて通れないこともあるようだ。「最近も、とても怖い思いをしました。ホラー映画で知られる監督と会うことになり、彼の作品を観たんです。そうしたら、何者かが家に押し入るんじゃないかという恐怖が頭から離れなくなって、ナイフを両手に持ってソファに座り、侵入者を待ち構えました。包丁を持ったまま寝落ちしてしまったのですが、おそらくあれはリスだったと思います」

ポン・ジュノ監督は、昨年3月にパートナーのスキ・ウォーターハウスとの間に第一子が誕生したことに触れ、「父親になった」からではないかと指摘するが、ロバートはそれ以前からのことだと否定する。なお、彼はすでにホラー映画『スマイル』シリーズを手がけたパーカー・フィン監督による、1981年のカルトホラー映画『ポゼッション』のリメイク作品に出演することが決まっている。ロバートはタイトルを明かしていないが、恐れたのはフィン監督の作品だったものと見られる。

Text: Tae Terai

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