2020年に「週刊ヤングジャンプ」にて連載をスタートした「【推しの子】」は、伝説的アイドル・アイの子どもとして転生するファンタジックな設定とショッキングな描写もいとわないサスペンス要素、“芸能界”という複雑な世界に躊躇なく切り込む他に類を見ない斬新なストーリーに衝撃が走り、幅広い世代で話題が沸騰。コミック累計発行部数は、2000万部を突破している。

そんな中、実写映像化プロジェクトが昨年始動。11月28日にPrime Videoにて配信開始となったドラマシリーズは、日本のAmazonオリジナル作品で配信後30日間における歴代1位の国内視聴数を記録する快挙を達成した。さらに、物語の終劇を描いた映画「【推しの子】 The Final Act」が12月20日より公開を迎えると、SNS上では、その再現度の高さと予想を覆す物語の結末が話題を呼んでいた。

主人公・アクア役を演じた櫻井海音の多数のメディア出演をはじめ、齊藤なぎさ原菜乃華あのによる劇中アイドルグループ「B小町」の公式YouTubeチャンネル設立や音楽番組での生パフォーマンス披露、ドラマ終盤で明らかとなった、アクアの宿敵・カミキヒカル役に二宮和也がサプライズ出演するなど、幾度もSNSのトレンドを席巻した本作。先日開催された「第48回日本アカデミー賞」では、伝説のアイドル・アイ役を熱演した齋藤飛鳥が新人俳優賞を受賞し、大きな注目を浴びた。

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