2025年3月28日

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鑑賞方法:映画館

今作から完全に原作者の手から離れて作られたドラ映画。正直不安なところはあったが、ふたを開ければ全然問題ない出来だと感じた。
オープニングはちょっと「え?」と思いました。今までのOPとは違うOPを作るんだ
という意欲は買うが、全然南海と関係ないアニメに吉川ひなののなんだかタルい聞き心地の声が何とも言えない。ここは従来の歌手の人に任せればよかったのでは、と思いました。
本編はというと原作にもあった宝島に関するエピソードを壮大にした感じ。舞台のトモス島もはじめは謎が多く、どんどん島の正体が判明していく流れはドキドキしました。最後の決戦も未来の武器を持つ悪党対地の利を得た元奴隷の海賊たちという構図での大乱戦は見てて爽快。人間には海賊たちが、海賊たちでも敵わない合成生物にはひみつ道具をもったしずかたちが、キャッシュはのび太とドラえもんが、そしてラスボスリバイアサンは全員で知力を駆使して挑む姿も少年心をくすぐられました。
今回から本格的にゲスト声優制度を導入していましたが、僕は特に違和感を感じませんでした。他作品にはものすごく世界観を壊す下手糞な芸能人が多い中、外国人役ということもあり片言の日本語も逆にしっくりきました(ほんやくこんにゃくを食べているのに、というのはこの際置いておいて)。
今作ではジャイアンが個人的に輝いている作品だと感じました。のび太の手を離してしまったという後悔があって、ゲストヒロインのベティの手を「今度は絶対離さないぞ!」という言葉にはグッときました。のび太もジャックという弟のような存在がいるためかものすごく頼りがいのある男に描かれ、僕的名シーンはマッドサイエンティストが動物を大切にするのび太の逆鱗に触れてのび太が実銃を放つシーンは結構熱いです。よく見るとこのシーンでは普段からのび太の予期せぬ行動に驚くことが多いドラえもんもドン引きしているため結構必見ですww

TAKE

映画ドラえもん のび太の南海大冒険

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