全米で配信中の海外ドラマおよび映画(ドキュメンタリー・リアリティショー含む)におけるランキングトップ10(ニールセン調べ)が発表された。「オリジナルドラマ」「非オリジナルドラマ(※放映権を獲得した他社作品)」「映画」という3部門における全米でのストリーミング(配信)ランキングを紹介しよう。
配信ランキング(ニールセン調べ)
2025年2月17日(月)から2月23日(日)までの順位は以下の通り。
ドラマ(オリジナル)ドラマ(非オリジナル)映画
※配信先は、現地アメリカでのプラットフォームを記載。
初登場で総合トップに立ったのは2月20日(木)にリリースされたNetflixのサスペンスドラマ『ゼロデイ』。アカデミー賞に2度輝くロバート・デ・ニーロをはじめとしたアンサンブルキャストが注目の同作は、4日間で視聴時間18億3900万分に上った。それに僅差で2位にとどまっているのは『ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~』。同じく20日にシーズン3の最初の3話がお披露目され、1位と3300万分差の18億600万分を計上した。ちなみにこの数字は、3年前にシリーズが封切られたタイミングについでシリーズ2位の成績。
前週、オリジナルドラマ部門1位だった『スイート・マグノリアス』は視聴時間を4割近く減らして(11億6200万分→7億2500万分)6位まで後退。そのほかには『コブラ会』『セヴェランス』『ナイト・エージェント』『パラダイス』などがトップ10圏内を維持する中、シーズン2解禁から4週目の『ザ・リクルート』は圏外に。のちに同作は打ち切りが発表された。
非オリジナルドラマ部門では、2月16日(日)に50週年を祝った長寿番組『サタデー・ナイト・ライブ』が圏外から3位に浮上。4位から10位まではすべて7億分台で、2月16日から毎週一話ずつ解禁となる度に話題を集めるアンソロジーシリーズ『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』第3弾は、2週目のタイミングでトップ10入り(6位)。毎週ランクインしている『グレイズ・アナトミー』が10位と崖っぷちに立たされている。
映画部門は今回もトップ10の半分に当たる5つが入れ替わりに。定期的にランクインする『モアナと伝説の海』のほかには、シェイリーン・ウッドリー(『ダイバージェント』シリーズ)主演・製作総指揮の2023年のスリラー『To Catch A Killer(原題)』、デヴィッド・オイェロウォ(『レ・ミゼラブル』)が主演する2019年の犯罪ミステリー『ドント・レット・ゴー -過去からの叫び-』、ボート部を舞台にした2021年のスポーツ映画『Heart of Champions(原題)』、鬼才ロバート・エガース(『ライトハウス』)が贈るホラー『ノスフェラトゥ』がトップ10圏内につけた。
(海外ドラマNAVI)
参考元:米TV Line
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