日本テレビ社屋
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日本テレビは31日、東京・汐留の同局で定例社長会見を行い、福田博之社長が同局「月曜から夜ふかし」(月曜後10・00)の放送内容ねつ造について謝罪。再発防止に努めるとした上で、同日の放送も含め今後も番組を継続すると発表した。
日テレは24日の放送で、中国出身女性に街頭インタビューし「中国ではカラスを食べる」という趣旨の発言をしたと紹介した。だが27日、同内容に誤りがあったと発表。中国出身女性の発言について「実際には女性が“中国ではカラスを食べる”という趣旨の発言をした事実は一切なく、別の話題について話した内容を制作スタッフが意図的に編集し、女性の発言の趣旨とは全く異なる内容になっていました」と説明していた。
会見の冒頭で、1月に社長に就任した福田氏が謝罪。「とにかく面白いものにしたいという思いから意図的に編集したことが原因」と説明した。問題は、中国のSNSで話題となったことで発覚。現在は「『月曜から夜ふかし』では街頭インタビューを一切止めています」といい「制作ルールを徹底してから再開します」とした。
局側は、MCを務める「SUPER EIGHT」の村上信五とマツコ・デラックスに説明して謝罪。責任者の処分については「まだその段階ではありませんので、なぜ起こったのか、これからどうするのかを検討していく」と説明し、きょう31日の放送については「1本1本VTRを見て確認しました。不適切なものはありませんでした」として通常通り放送すると発表。「楽しみにしている視聴者の方のためにも放送するべき。今確認できている中では、打ち切りはありません」と主張した。
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