上質な音楽とONEWの歌声が会場を包み込む
やわらかいのに力強く、さまざまな感情に誘う不思議な歌声が魅力
横浜アリーナ2日目、スポットライトの下にONEWが登場。拍手と歓声が起こるなか、生バンドにのせて第一声が響いた瞬間、会場のファンがはっと息をのんで歌声に集中したのがとても印象的でした。
『Focus』『Shape of My Heart』の2曲を歌い終えたあと、「THE LIVEへようこそ!いきましょうか」と、とびきりの笑顔でひと言。続けて『夜明けの世界』『O (Circle)』『Blue』を熱唱。声色自体はとても優しくあたたかいけれど、どこか哀しげで、儚さを感じさせる深みのある歌声。会場のファンは、そんなボーカリストONEWの豊かな表現力に聴き入っていました。
ホワイトニットのさわやかな衣装で2日目のライブがスタート
トークでは、ONEW「皆さん、元気ですか?」、ファン「ネー」、ONEW「今日、日曜ですよね?」、ファン「ネー」、ONEW「本当に元気?明日、月曜なのに(笑)?」と軽妙なやりとりも。「どうしたら皆さんをもっと幸せにできるかな?と考えたとき、自分が歌うことなんじゃないかなと思いました」と話し、「最近は完璧じゃなくても、公演で皆さんとつながれたらいいなと思えるようになり、CONNECTIONというライブを準備しました」と率直な気持ちを語ってくれました。「歌うのは緊張しますけど、話すのはもっと緊張します」と言いつつも、少しだけ通訳の力を借りながら一生懸命日本語で伝えてくれました。
パールアクアグリーンに染まる横浜アリーナ
ポップなリズムの『소년 (Boy)』『DICE』『매력 (Beat Drum)』は、ダンサーとともに軽やかに踊ったり、メインステージやセンターステージを自由に移動しなら披露。ファンの掛け声と光の草原のように揺れるペンライトのなかをONEWはスキップしながら楽しそうに駆け回っていました。
『번져 (Gradation)』のおしゃれなサウンドに会場はうっとり、『월화수목금토일 (All Day)』ではONEWのあおりに合わせてファンも一緒に歌っていました。そして、ONEWが「キラキラです」と言って『キラキラ』が前奏が流れると、会場からは「わ〜」と喜びの声が上がり、ペンライトの光が歌声に合わせいっそう揺れていました。
横浜公演の1日目は全身ホワイトの衣装を着用
ファンと一緒に作り上げるあたたかなステージ
衣装チェンジ後はプリンスのようなキラキラスーツで登場
中盤は『보통의 밤 (Always)』からスタートして『遅く起きた朝に』まで続けて披露。デュエット曲『밤과 별의 노래 (Starry Night)』の前奏が流れると、ONEWは「一緒に歌いませんか?」とファンに声をかけ、前方モニターに歌詞が表示されました。女性パートをファンが歌い、ONEWもファンの歌声を聴きながらうれしそうにうなずいていました。掛け合いもぴったりでファンとともに披露した感動的な1曲になりました。
会場のファンをパパ目線(?)で見渡す
『밤과 별의 노래 (Starry Night)』を歌い終えたあと、「皆さん、星みたいですね。すごく美しいです。なんかパパ目線で見ていました。パパじゃないんですけど……、子供いないんですけど……、パパ目線になりました」と照れ隠し発言。会場から「ウルジマ(泣かないで)〜」と声がかかり、「まだ、ダメダメダメ、聞こえませ〜ん」とおどけていました。
『보통의 밤 (Always)』『遅く起きた朝に』について、「歌うのめっちゃ疲れた。息継ぎする場所がない!すみません、ちょっと失敗しました」と会場を沸かせていました。「皆さんが歌う姿を見ていたら、自分は幸せな人かな〜と。あ、かな〜じゃなくて、確かにはっきりしっかり自分は幸せな人だと思います(笑)」と話し、大きな拍手が起きていました。
日本語で直接ファンとコミュニケーション
「人生のなかで心が傷つく日もあるじゃないですか?」と話し始め、ONEWの言葉に耳を傾けるためファンが静まり返っていると、「……なかったらいいんですけど(笑)」と笑わせる場面も。「もしあったら、この瞬間を思い出して、隣の誰かに話して、力強く耐え抜いてほしいです」とエールを送っていました。ONEWは「日本語もっと勉強しなきゃ」と言っていましたが、軽快なやり取りには日本での活動経験の豊富さが垣間見えるトークスキルでした。
2025年はまだまだONEWの活躍から目が離せない!
大盛況の横浜公演では全22曲を披露
ライブ終盤は『Beauty』『마에스트로 (MAESTRO)』『만세(Yay)』『Winner』と、日本語曲、韓国語曲、最新曲を織り交ぜて披露。ONEWフルコースのような選曲を全身全霊でファンに歌い届けていました。その後ONEWはステージを降り、会場のファンからは「イ・ジンギ、サランへ」コールが。その声に応えるように、会場には『鱗(うろこ) 』が流れ、ファンが大合唱。ファンの皆さんはさすが聴き込んでいるだけあって、ばっちり揃ったとても美しい歌声で驚きました。続いて会場に流れたのは『Shine On You』。ファンはじっくりとこの1曲に聴き入っていました。
ファンの声援に応えながらトロッコで横浜アリーナを一周
再登場曲は『Hola!』。大盛り上がりのなか、『Life goes on』はトロッコで会場を一周しながら披露。「皆さんを近くで見たから興奮して、熱気が感じられて、燃えた!」とハイテンションで話してくれました。また、「皆さんの瞳を永遠に忘れない」と胸キュン発言し、カメラにウインクも!アイドルONEW健在です。ラストは『Conversation』『Promise you』の2曲でライブを締めくくりました。
ライブ終了後のステージモニターには「意味を作っていくのがぼくたちの意味だと思う。同じ日同じ空間にいてくれてありがとう」とONEWの手書きの日本語メッセージが映し出されていました。
●https://onew-fc.jp/
■番組情報
2025 ONEW CONCERT [ONEW THE LIVE : CONNECTION] IN JAPAN
■放送日時
WOWOWライブ:2025年4月27日(日) 午後8:00
番組HP: https://www.wowow.co.jp/music/onew/
WOWOWライブで放送/WOWOWオンデマンドで配信
※放送・配信終了後~1カ月アーカイブ配信あり
収録日:2025年2月16日
収録場所:神奈川 横浜アリーナ
ONEWの次の生歌はソウルで堪能!
ONEWペンの皆さ〜ん。2025年5月23日(金)・24日(土)・25日(日)、韓国・KSPO DOMEにて『SHINee WORLD Ⅶ [E.S.S.A.Y] (Every Stage Shines Around You)』の開催が発表されました!
ソウルコンへ参戦される方はぜひ、ONEWのスペシャルインタビューが掲載されている、「arucoソウル2025-2026」を旅のお供に連れて行ってください。ONEWが日本のファンのためにプロデュースしたソウルデートコースは、(ある意味?)しびれます!「arucoソウル2025-2026」と一緒にONEWのHOMEをたっぷり巡ってくださいね。
「arucoソウル2025-2026」2025年4月28日発売
進化し続けるソウルの最旬プチぼうけん満載でお届けします!グルメ、ビューティ、ショッピング、観光スポットをはじめ、韓国ドラマ、K-POPファンのための推し活も全力応援。豪華インタビューはEUNHYUK、ONEW、ENHYPEN、LE SSERAFIM、ILLITの5組。ソウル旅行へ行く人のため、スター自身の行きつけ店や溺愛グルメ、おすすめスポットをたっぷりと教えてもらいました。ぜひチェックしてください!
TEXT:栄さおり(arucoソウル編集担当)

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